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▼新幹線>12月29日のシステム障害による運転見合わせ

12月29日朝のJR東日本の新幹線トラブルは、新幹線の運行を管理する「運行管理システム」の障害起因だったようです。

マスコミ報道によると昨日の運行支障(つばさの運行支障、大雪によるこまちの遅延、あさまのブレーキ故障)に対する復旧(事後処理?)作業中にシステムがダウンしてしまったようです。

(車種が複数あるとは言え)編成が統一され系統が単純な東海道(山陽も同じシステムで管理しているかも知れません)に比べると、東の新幹線は5つの路線が絡み(当然始発・終着駅数も多い),車種が多く、路線毎に乗り入れ可能な車種が限定,など、かなり複雑なシステムになっているものと思います。
(東海は東海なりに本数が多い等の面などでの苦労はあるのかも知れませんが。)

車両の運用だけでなく、乗務員の運用等も一手に処理せねばならない事もあるのか、大きな乱れが発生すると、処理すべき事項が極端に増え、種々の条件判断への矛盾が生じてしまったりしてしまうのか、どうしてもトラブルに陥りやすいようで、東の新幹線の最大の弱点かも知れません。


以前にも大幅な乱れがあった翌日にシステムに支障が生じたトラブルが起こった事があったと思いますが、根本対策に至っていないような気がします。
(滅多に起きない事に起因するだけに、なかなか改善に至らないのかも知れませんが・・・)



もっとも・・・その引き金は昨日,一昨日の「つばさ」の運行支障がかかわっている事は間違いありません。
自然災害の面はなきしもあらずとは言え、以前行った「雪害対策」からだいぶ時間が経過していますので、もう一度沿線の状況を見直していただきたいものです。

2008.12.29:jr7cwk
[2011.01.17]
新幹線>11年1月17日システム障害 (cwk)
[2009.01.06]
新幹線>システム障害による運転見合わせ その後 (cwk)

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