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▼GPSロガー>衛星を見失わない為に・・・

別項に「電源ONから初期位置算出までの動作及び時間について」という説明を書き込んだが、今回改めてGPS起動時の動作を整理した結果、ログ中に衛星を見失わないようにする為の一つのポイントに気が付いた。

 それは・・・ログを開始する場合、空が大きく見通せる場所で止まった状態で電源を入れた後15分程度(12.5分+α)放置しておくこと。

 これは衛星の電波を捕捉する為に必要な「アルマナック情報」を確実に受信しておく事を意味します。
 FIX直後は位置の算出に必要な「エフェメリス情報」は受信できていますが、それはあくまでその時点で受信できた衛星の分の情報だけ。つまりこの時点では受信出来なかった衛星を捕捉する為の情報がレシーバに無い事になります。

 この状態で木々の多い場所や、列車の窓など一部の方向しか空が見えない場合、トンネルの通過前後で開けている方向が大きく変わる場合等、受信状況が大きく変化するようなシーンでは、最初受信出来ていた衛星が受信出来なくなったり、新たに見え初めた衛星がうまく捕捉できず、その結果位置の算出に使用可能な衛星が減ってしまい、位置が大幅にズレたり、最悪位置の算出が出来なくなってしまうと思われます。

 次回からのログを取る場合、この辺に注意してみようと思います。
(過去の失敗ログも、このような視点で再点検が必要かも。)


<9/18追加>
過去のログを調べてみて気になる事がありました。
実ログ開始前に十分に受信しているはずなのに・・・
移動の途中からログがあばれ出す事があるようなのです。
もしかすると・・・「アルマナック情報」の更新時に受信失敗すると飛びやすくなるのでは?という仮説を立てています。
更新のタイミング、理解していないので情報収集せねば。


●2009.09.06
●cwk
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