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▼PSP-GPS>PSP本体時刻の正確性と初期捕捉時間 その2
先の実験は屋外で衛星が受信し易い環境で行ったが、衛星が受信しにくい環境でどうなるのか、が気になった。
そこで南側の一部の衛星しか受信出来ず、なかなか捕捉開始しない南側の窓にレシーバを置いた状態での捕捉時のログを確認してみた。
ログを確認した結果・・・
衛星が2基しか見えず、しかも受信状況を示すSNRは30dB程度にもかかわらず、時刻は30秒程度で合わせられた。
捕捉状況だが、
最初に出力されたデータでは衛星は全く見えていない。
3秒後1基捕捉され、SNRは34dB。6秒後も同じ。
9秒後2基になるが2基目のSNRは0。12秒後2基目のSNRは27dB。
この状況が暫く続き、データが出始めて24秒後時点で時刻が合う。
この後5分程放置したがこの場所では測位開始されず、屋外に持ち出しようやく測位開始となった。(この時点で受信されている衛星は7基、うち測位に使用されている衛星は5基。3基受信されるようになってから22秒後であった。)
最低3基の衛星が十分なSNRで受信されなければ測位開始されないという、原理通りの状況であった。
さて、
MAPLUS2終了時、衛星から受信された軌道等のデータ(全データの受信に12.5分かかると言われている)がMSに保管され、次回起動した際にそのデータが測位に使用されているとの事。
そこでフォーマット直後のMSを使用した時の起動過程の記録を行ってみたいと思う。
●2009.08.23
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