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▼標準電波「JJY」>「Spectrum Lab」のテストに向けて受信実験
「Spectrum Lab」でのテストに向けて受信実験の機材準備中。
アンテナは「磁気ノイズを聞く」で紹介した、
電線保護のモールを三角形にして巻いたループアンテナ(一周約1m,20m巻)・・・下記アドレスの「タイプ1」
http://www2.jan.ne.jp/~jr7cwk/electro/m_noise/zu/zu2.gif
メインのアンプは「磁気ノイズを聞く」で紹介したもの。
http://www2.jan.ne.jp/~jr7cwk/electro/m_noise/m_noise1.html
周波数変換部は、周波数を読む都合があるので、JJY受信専用に製作したものではなく、とある多重無線の復調用として製作したものを使用。
http://www2.jan.ne.jp/~jr7cwk/radio/r_radio/multiplex/tajyu1.html
これらを接続し、屋外の電線の少ない場所を選んで受信テストしてみたところ・・・
聞こえないと思っていた60kHzのJJYも弱いながら受信できるようです。
そのちょっと上の周波数(カウンタを用意していないので周波数の直読は出来ませんでしたが)で、JJYの信号とはちょっと異なるフォーマットの別の電波が受信出来ました。
(中国の標準電波「BPC」?)
また20kHz付近で、なんかピロピロというのが聞こえます。
(宮崎県にある「JJI」?)
これはPCにアンテナ接続すれば確認できそうなので「Spectrum Lab」を使用して再確認する事になりそうです。
周波数をずっと上げていくと100kHz付近でなにか聞こえます。
これがロランCでしょうか。
実際に受信の実験してみると、機材でいくつか課題が出てきました。
・アンプの利得及び周波数特性改善
「磁気ノイズを聞く」為のものは可聴外周波数の増幅はあまり考慮していないので、100kHz以上あたりは少々厳しいようです。
VLFの「自然ノイズ」を聞くには利得が少々足りません。
(以前、さらにアンプを追加して利得を上げた際には「ホイスラー」らしきノイズも確認できましたので。)
・周波数変換部のローカル発振周波数の周波数範囲
高い周波数で目盛が詰まってしまうのと、周波数上限の制約があるので、発振回路のコンデンサを切換できるようにしておく必要がありそう。
・周波数直読
周波数カウンタorPLLかな?
カウンタは外部接続でも止む無し。
PLLは159kHzまで1kHz単位で設定できるものは製作してありますのでこちらを活用したほうが良いかな・・・
これらを改善したものを、「VLFレシーバ」として1台のケースにまとめておきたいところ。
●2009.06.14
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