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▼携帯電話充電器 アポロンT>回路解析と動作

実際に改造する場合の資料とする為、ようやく回路を調べてみた。
その結果、TOPLAND製の充電器のようにICを使用したものではなく、トランジスタを組み合わせたものであった。

 以下に動作を説明する。

 Q1,Q2の2つのトランジスタで発振・スイッチングし、L1,D1により昇圧
C2に充電・平滑され出力される。
(Q2はNPN型のバイポーラトランジスタかも知れません。電圧波形で確認できると思いますが未確認。)
→12/23追加:その後回路を見ていろいろ考えた結果、バイポーラトランジスタと判断しています。電圧低くMOSFETではゲートがONしないと思います。 <追加終わり>

 Q3は定電圧制御と過電流保護用と思われる。
 C2の電圧が上昇し、R7〜Q3〜ZD1の経路で電流が流れると、Q3がON。
Q3のコレクタ電位の上昇によりそれに接続されたQ1がオフ、よってスイッチング動作が停止しC2の電位が下降、このループにより一定の電圧が保たれるようになっているようだ。
 また出力電流が増加しR5の電圧降下が大きくなると、R7〜Q3〜R6の経路で電流が流れ、Q3がON。その結果Q1がオフし発振が停止し、C2の電位が下降、このループにより出力電流が制限されるようだ。
 ただし、回路の関係でL1〜D1の経路で電源電圧がそのまま出力される為、出力のショートに対しては効果が期待できない。安全の為に、電池側と出力側にリセットヒューズが取り付けてあるものと思われる。


12/25 回路図差換えました。
(Q2 MOSFET => BipTr)

●画像 ( )
●2008.12.04
●cwk
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