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▼GPS鉄>GPSのデータからカーブの曲率を算出

GPSから出力されるデータに進行方向を示すデータがある。
速度,進行方向の2点間の差分,データの時間間隔からカーブの曲率半径Rが求まりそうなので、計算してみた。

進行方向2点間の差分で、中心角度θが求まる。
速度とデータの間隔の積によりデータ間での進行距離(=円弧の長さ)が求まる。

中心角と半径より円弧の長さを求める式を半径rを求める式に変形、円弧の長さと角度を与えれば半径rが求まる。


実際のデータで計算(グラフは実際のGPSデータによる軌跡)
 赤岩〜庭坂間、通称「庭坂の大カーブ」でのデータで計算してみた。
 値に誤差・ばらつきがある為、あまり正確な値は出ないが、300m前後の値が求まった。(これで合っているかな?)
意外に急である事がわかる。
 実際、この区間の通過速度は70〜75km/h程度。

 この例ではGPSロガーWPL-1000で取ったデータを使用して計算した。
 なおRGM-3800のログデータからは進行方向のデータが得られないので、そのままの形では計算できない。(位置データから計算で進行方向も求まるとは思うが・・・)



 「360度」をはさんだ進行方向の角度差の計算には注意が必要です。


●画像 ( )
●2008.09.03
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