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▼4エレ ループ八木>4−4.給電部
4−4.給電部 ・・・図3参照
元のアンテナがD1-D2間を平衡2線で接続した構造となっており、その構造をそのまま使用。
線間の間隔(厳密にはその間にある絶縁体の「誘電率」も関係する)がインピーダンスに影響するはずであるが、フレームに沿わせて配線しただけで、特に配慮せず。
エレメントに使用した銅線と同じ太さのものを、エレメントを付けた画鋲に一緒にはんだ付け。
また元のアンテナが200Ωのフィーダを接続する構造であった事から同軸ケーブルを直結する為、インピーダンス変換と平衡・不平衡変換を兼ねた「Uバラン」とした。
Uバラン部の構造は図3のように、2分の1波長の同軸ケーブルを使用したもの。
Uバラン部のケーブルの長さは図中に示した式による。
300は光の速度(10^6(m/s))
600MHzが中心周波数
0.7は「波長短縮率」で、厳密にはケーブルの種類で変わる。
ここは市販の変換器でも良いと思われるが、UHFなので損失を嫌って「Uバラン」方式とした。
ただし、「Uパラン」は波長に依存する構造で狭帯域と思われるので、周波数特性面ではあまり良くないかも知れない。
同軸ケーブルは100円ショップで入手した3C2Vを使用。
長さが3m程なので、UHFでもそほど減衰はないという判断で、取扱いのし易さから使用している。
・・・これでも市販の車載用TVアンテナに使用されている細い奴と比べれば格段に良い。・・・車載用TVのUHF帯の受信状況が悪いのはあの細いケーブルが原因ではないかと疑っている位。
(実際、アナログTVの時には車の窓に貼り付けたアンテナを3C2Vで接続していたが、山超えした県外局もなんとか受信出来ている)
損失が気になる場合は4CFV等にしても良いであろう。
(3m程の長さでは大差ないとは思うが・・・)
Uバラン用ケーブルとチューナに接続するケーブルをインシュロックを使用してブームに固定する。(給電部の接続部の強度を確保する意味もある・・・3C2Vの芯線が細いので振動等で断線しやすい。ケーブル等をゆすっても接続部が動かないように固定するのがコツ)
雨天時屋外で使用しない事を前提にケーブルの防水対策は行っていない。(フレームも木材だし・・・)
気になる場合は、シリコンゴム系の耐水シール剤等が良いかも。
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●2007.10.10
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