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▼PSP-GPS>「あしあと」データ解析 その3
「あしあと」データを「カシミール」に読み込ませて軌跡を出す際、トンネルに入った等で電波が途切れたデータが来ると、軌跡が飛びます。
別項で紹介しているmouse型レシーバではこのような現象が起こらないので、データを比べてみました。
その結果、電波が途絶えた際、PSPのほうは位置情報・速度情報が「ヌル」になるのに対し、mouse型は電波が途絶える直前の情報を出し続ける事がわかりました。
また、GPGLLのセンテンスの測位時刻が"000800"(UTC時刻が8時の場合)のように値が変に化けるようです。
図は、電波が途絶える前後2センテンスの変化の一覧表です。
(gifイメージなので、例によって別windowでご覧下さい。)
CSV形式としてEXCELにて読み込ませ、メッセージID別にまとめました。
さて、「カシミール」は「ヌル」を「0」として扱ってしまうようで、それで軌跡が飛んでしまうみたいですが、ここで疑問。
プラグインを使用してNMEAデータを読み込む際、「衛星の受信状態をチェックする」というチェックが出ますが、どのセンテンスでチェックしているのでしょう。
上記の受信が途絶えたデータの関係する値ですが、「受信不可」になっているし、受信衛星数は0だし、測位情報「無効」が付いてるし・・・で、明らかに無効なデータなんです。
(表のローズ色で示した値)
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●2007.09.04
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