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▼PSP-GPS>「あしあと」データ解析 その2

「あしあと」データの解析の一番目的である、GPGSVメッセージ内のSNR(信号・雑音比)により、USBケーブル延長前後の受信状態の比較を行ってみました。
(データが可変長なので、処理に手間取りましたが。)

場所も時間帯も条件も衛星の受信数等も違うので正確な比較測定ではありませんが、PSP本体にGPSレシーバを直結した時(波形上)はSNRが35dBまで行かなかったのが、ケーブル延長後(波形下)は40dB以上行く時もあるようで、このデータでは6dB位改善された感じです。

下のほうの青,ピンク,黄色の線は受信状態を示します。
青線は、GPSの受信状態で、2がDGPS,1が単独測位,0が受信不可。(GPGGAより)
ピンクは受信衛星数(データが有効な?衛星,GPGGAより)
黄色は受信衛星数(受信されている全衛星,GPGSVより)
のようです。
他のは8ch分のSNR値です。(最大12ch分のデータが出ますが、処理が面倒なので8chまでのデータしか出してません。)
なお、受信されている衛星は「動的」に変化するので、特定chが同一衛星のデータとは限りません。
(別にch毎の衛星番号(GPGSVに含まれる)を時間で追ったグラフも作ってますが、今のところはup予定無し。)

下の波形で途中2箇所、受信出来ていませんが、トンネルに入った為。
上の波形で受信衛星数が0まで落ちているのに、受信可能衛星数が出ているあたりは、高架をくぐった状態です。
いずれも列車に乗車してのデータです。

なお、波形の画像ですが、例によってgifファイルなので出てませが、画像部分をクリックして別ウインドウにすると出ます。


●画像 ( )
●2007.08.25
●cwk
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