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▼除雪機>走行しない

先日、除雪作業中に、走行バーを押しても走行しないトラブルに見舞われた。

本除雪機は、走行を制御を電磁クラッチにより行われており、電磁クラッチに電流が
流れているときにクラッチが接続し、走行する。
走行バーおよび、シフトレバーにスイッチが仕組まれており、走行バーを押し下げた
時に回路がON,シフト中に一時停止するようシフトレバーのボタンを押した時に回路が
OFFする。
最初、この電気系統の断線を疑い、テスタにて電圧を確認したが、スイッチの動作に
問題はなかった。

遂に電磁クラッチがいかれたか・・・と思い、よくよく調べてみると、カウンター
シャフトからトランスミッションの間のベルトに緩みが見られた。
以前、ベルトの緩みで走行しなくなるトラブルがあり、交換したベルトだったが
交換から3年たったせいだろう。

このベルトの張りは、安全装置のバーから出ているワイヤーによりテンションがかかる
仕組みになっている。(安全装置がはたらくとテンションが緩み、停止する。)
雪の中でやっかいだったが、ワイヤー根元の調整ねじを調整する余地があったので、
なんとか調整してワイヤーを張ったところ、なんとか動くようになった。

さて・・・
今日になって再び走行しないトラブルに見舞われた。
遂に壊れたか・・・と思い、ボンネットを開けてみると、ふと配線に固定している
透明チューブ内の「ある部品」(「ダイオード」が入っている)に目が留まった。
配線を動かしてみると根元がグラグラ動く。なんかおかしい・・・

配線をはずし、配線を引っ張ると案の定、抜けてきた。(写真左上参照)
振動により、「部品」の根元でリードが折れてしまったらしい。

実はこの部品、一度断線が起こり修理した事を思い出した。

そこで折れた部品とは別のものを用意し、振動がかかっても根元に応力がかからない
よう、基板にハンダ付けした後に配線をハンダ付けし、透明な熱収縮チューブにいれた。(写真左下参照)

除雪機に取り付け、配線をタイラップで固定。(写真右参照)
エンジン始動をしギヤを入れ、走行バーを押したところ、無事走行。
なんとか修理完了。


この配線、電磁クラッチの動作に影響しているようだが、接続上、どこに入って
いるのかは未確認。


●画像 ( )
●2012.01.07
●cwk
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