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▼GPSロガー>u-Blox>Storage Format
WPL-1000にはu-Bloxのチップが使用されている。
u-Bloxチップの情報を検索していたら、下記の2つのマニュアルが引っかかった。
GPS.G1-X-00011.pdf
USER’S MANUAL Datalogging Option V2.0 for µ-blox GPS Receiver Modules
GPS.G2-SW-02015.pdf
TIM Datalogger Functionality User Manual
どちらにも「Storage Format」という項目があり、データの記録フォーマットが記載されている。
これによると・・・
3bitのデータの識別情報から始まり、WNO,TOW表記の時刻情報、10bitの速度情報、ECEF座標(または僞CEF)と続く。
それが絶対時刻・座標を記録するFIX_FULLというフォーマットと、前回の時刻・座標との差分を記録するFIX_INCL及びFIX_INCMという3種類のフォーマットがある。
これ、どっかで見たようなフォーマット。(←SkyTraq)
(細かく比べるとbitの配列などいろいろ違ってますが、大雑把に見ると記録している内容はほぼ一緒。まぁSkyTraqが後発で、u-Bloxの情報を参考にしたのではないかとは思うのですが。)
もしかすると、Wintecのロガーの内部情報も、これと同じかも知れません。
だとするとSkyTraqのチップと同様、1km/h単位の10bitの速度情報がログされている事に・・・
もしそうなら、GPSチップのファームはそのままでログデータの読み込み処理(及び出力フォーマット)の変更で、ログされた速度情報が得られるのではなかろうか、という期待が・・・
<10/11/8追加>
その後この資料に書かれているGPS-MS1E及びGPS-PS1Eというボード、なんとSiRFのチップでした。
という事で、uBloxのチップはこのフォーマットとは異なる可能性大です。
<追加おわり>
●2010.11.05
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