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▼100均>「ボリュームアンプ」>入力ATTの定数見直し

1.きっかけ
 車検の際、モニタとtuner,sp付きampを一旦外したが、バラバラに置いていたもので扱いにくいので、この際tunerとsp付きampを車載モニタの裏側に貼り付けまとめる事にしたが、その際にサイズが少々大きかったおかず入れのsp付きampをvolume amp改(sepp-stereo)に置き換える事にした。
しかしこのamp、入力ATTの抵抗を手持ちの抵抗から適当に選んだものを入れたもので、減衰率が高過ぎ、出力が得られない状態だった。
(手持ちの関係で設計とだいぶ違う値にしてました。今見直すと設計値もマズいような・・・)

そこで、今まで作成したNJM2073及びTDA2822を使用したampの入力attの定数をまとめ、
見直す事にした。


2.現状把握

 1)1seg #1 for ARION TK-811(OKAZU)・・・現行機#1
  NJM2073D使用SEPP接続 Av=44dB
  43kΩ:2.2kΩ=-26.3dB

 2)1seg #2 for FOVU(CARD-INN)・・・現行機#2
  NJM2073D ×2個使用BTL接続 Av=44dB+6dB(BTL効果)
  22kΩ:2.2kΩ=-20.8dB

 3)volume amp改(R追加)
  TDA2822M使用BTL接続 Gv=40dB+6dB(BTL効果)
  11kΩ:1kΩ=-21.6dB

 4)volume amp改STEREO(1IC)・・・今回使用するamp
  TDA2822M使用SEPP接続 Gv=40dB
  56kΩ:2.2kΩ=-28.5dB

 5)volume amp改STEREO(2IC)・・・一緒に見直すamp
  TDA2822M ×2個使用BTL接続 Gv=40dB+6dB(BTL効果)
  33kΩ:1kΩ=-30.6dB

※E24系列に入らないような半端な値の抵抗が使用されているが、バラ詰め袋入り抵抗だった為


 このように、TDA2822Mを使用しているvolume amp改(STEREO)のATTが、
IC自体の利得がNJM2073より4dB程低いにもかかわらず、大きめな設定となっていた。


3.見直しの方針
 volume ampの入力にRを追加した際の定数ベースにする。

3-1.「volume amp改STEREO(2IC)」
 基本的に「volume amp改(R追加)×2」であるので、その定数に合わせれば良かったのに、何を血迷ったのか33kΩの抵抗を使用していた。
 11kΩの抵抗の手持ちがまだあるので、それに交換する。
 (・・・実は33kΩの抵抗が欲しかった。)

3-2.volume amp改STEREO(1IC)・・・今回の本命
 大量に手持ちがあった56kΩの抵抗を使用して製作してしまったもので、前述の通り減衰率が高すぎた。
 本機はR2側が2.2kなので、volume amp改(R追加)に合わせる事を考えると、22kΩを使用すればよいのだが、ARION TK-811の出力はLINEOUTではなくSPを鳴らせる程の出力があるので若干抑える事にし、volume amp改STEREO(2IC)より外した33kΩを使用する事にした。


●2010.03.17
●cwk
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