JR7CWK'sぶろぐ
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先の実験は屋外で衛星が受信し易い環境で行ったが、衛星が受信しにくい環境でどうなるのか、が気になった。 そこで南側の一部の衛星しか受信出来ず、なかなか捕捉開始しない南側の窓にレシーバを置いた状態での捕捉時のログを確認してみた。 ログを確認した結果・・・ 衛星が2基しか見えず、しかも受信状況を示すSNRは30dB程度にもかかわらず、時刻は30秒程度で合わせられた。 捕捉状況だが、 最初に出力されたデータでは衛星は全く見えていない。 3秒後1基捕捉され、SNRは34dB。6秒後も同じ。 9秒後2基になるが2基目のSNRは0。12秒後2基目のSNRは27dB。 この状況が暫く続き、データが出始めて24秒後時点で時刻が合う。 この後5分程放置したがこの場所では測位開始されず、屋外に持ち出しようやく測位開始となった。(この時点で受信されている衛星は7基、うち測位に使用されている衛星は5基。3基受信されるようになってから22秒後であった。) 最低3基の衛星が十分なSNRで受信されなければ測位開始されないという、原理通りの状況であった。 さて、 MAPLUS2終了時、衛星から受信された軌道等のデータ(全データの受信に12.5分かかると言われている)がMSに保管され、次回起動した際にそのデータが測位に使用されているとの事。 そこでフォーマット直後のMSを使用した時の起動過程の記録を行ってみたいと思う。
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