JR7CWK'sぶろぐ
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電源投入直後の挙動を確認する為、生(LIVEな)NMEAデータの確認及びLOGデータとの比較を行なってみました。 注)実験回数が少ないので、必ずこのようになるとは限らないかも知れません。 実験環境 LOGTOOL:SkyTraq A-GPS有効(残り8h)→翌日期限切れ状態で再実験 電源切断後1日以上経過(エフェメリスが期限切れ状態) 最初30秒程は缶に入れ電波を遮断 1.測位時刻出力の挙動 生NMEA出力による測位時刻の確認結果 1-1.初期時刻 日時090107 0514(UTC)頃より出力開始 (実時刻 090707 1024(UTC)頃 ・・・前回使用時最後 090106 0726頃 (22時間程カウントしSTOP?) 挙動未確認 →翌日同様に確認(AGPS期限切れ) 初期時刻 日時060628 115953(UTC)・・・大幅に違う?(RTCはバックアップされない?) (実時刻 090708 1039(UTC)頃 1-2.捕捉時の変化 衛星捕捉(GGA 受信クオリティが0から1に変化した時刻)の2点前から 測位時刻が実時刻に補正(但し秒未満は非出力)され、1になった時点から 秒以下の値が出力。 051525 051526 102504 102505 102506.831 ←ここからquality=1(単独測位) 102507.831 2.生NMEA出力とLOG出力との比較 2-1.捕捉開始とLOG開始 生NMEAでの捕捉時刻:102506.83(UTC) LOG出力開始時刻:102510(UTC) 捕捉後約3秒後からLOG開始 (翌日の実験では捕捉後からだいぶ経過してLOGが開始) 2-2.衛星ロスト時の挙動 生NMEAでのロスト:102521.83〜102532.83(UTC) LOG欠落:102523〜102535(UTC) 約1.2秒遅れ? 2-3.同位置ポイントでの測位時刻比較 同じ位置に対する測位時刻の差 生NMEA LOG 102508.83 → 102510 約1.2秒の差 (LOST時の挙動と同じ) 3.その他気が付いた事 衛星LOST時の生NMEA出力の挙動 ・位置はLOST直前の値を保持 (この処理は好ましい) ・衛星LOSTしている間、標高出力のジオイド補正が無くなる。 (「ジオイド高」も0になる。) 位置情報は保持しているのに・・・ →翌日の実験ではジオイド高出力(AGPS期限切れと関係あり?) ・GGA&GSA:LOSTしているのにDOP値が直前の値を出力したまま ・GSV:仰角,方位が"0"出力なのに、SNR値は残っている。(GSAもヌル) 注)生NMEAを取ったり地図アプリを動作させたりする場合、PC直結だとPCから発生するノイズの影響を受ける場合があります。 (Viewerでモニタした時SNRのグラフがあまり高くならない場合や衛星をなかなか捕捉しない場合はノイズの影響の可能性大。) USB延長ケーブルを使用して、PCより離したほうが良いでしょう。(伝送速度が遅いのでUSB1.1仕様の古いケーブルで十分。私は100均で購入したケーブルを使用してます。)
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