JR7CWK'sぶろぐ
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先日、除雪作業中に、走行バーを押しても走行しないトラブルに見舞われた。 本除雪機は、走行を制御を電磁クラッチにより行われており、電磁クラッチに電流が 流れているときにクラッチが接続し、走行する。 走行バーおよび、シフトレバーにスイッチが仕組まれており、走行バーを押し下げた 時に回路がON,シフト中に一時停止するようシフトレバーのボタンを押した時に回路が OFFする。 最初、この電気系統の断線を疑い、テスタにて電圧を確認したが、スイッチの動作に 問題はなかった。 遂に電磁クラッチがいかれたか・・・と思い、よくよく調べてみると、カウンター シャフトからトランスミッションの間のベルトに緩みが見られた。 以前、ベルトの緩みで走行しなくなるトラブルがあり、交換したベルトだったが 交換から3年たったせいだろう。 このベルトの張りは、安全装置のバーから出ているワイヤーによりテンションがかかる 仕組みになっている。(安全装置がはたらくとテンションが緩み、停止する。) 雪の中でやっかいだったが、ワイヤー根元の調整ねじを調整する余地があったので、 なんとか調整してワイヤーを張ったところ、なんとか動くようになった。 さて・・・ 今日になって再び走行しないトラブルに見舞われた。 遂に壊れたか・・・と思い、ボンネットを開けてみると、ふと配線に固定している 透明チューブ内の「ある部品」(「ダイオード」が入っている)に目が留まった。 配線を動かしてみると根元がグラグラ動く。なんかおかしい・・・ 配線をはずし、配線を引っ張ると案の定、抜けてきた。(写真左上参照) 振動により、「部品」の根元でリードが折れてしまったらしい。 実はこの部品、一度断線が起こり修理した事を思い出した。 そこで折れた部品とは別のものを用意し、振動がかかっても根元に応力がかからない よう、基板にハンダ付けした後に配線をハンダ付けし、透明な熱収縮チューブにいれた。(写真左下参照) 除雪機に取り付け、配線をタイラップで固定。(写真右参照) エンジン始動をしギヤを入れ、走行バーを押したところ、無事走行。 なんとか修理完了。 この配線、電磁クラッチの動作に影響しているようだが、接続上、どこに入って いるのかは未確認。
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