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BBJ01の特性を測定してみたので結果を下記に整理してみた。 EP-024CHA(AB-BO016W,AB-BO014W)と比べると特性に違いがあり、出力電流や 電源電圧(アルカリ電池を使用するのか、NiMH電池を使用するのか)によって 使い分けたほうがよさそうである。 ・大電流が要求される場合:EP-024CHA>BBJ01 ・高効率が必要:BBJ01>EP-024CHA ・電圧の低いNiMH電池使用時:BBJ01>EP-024CHA 1.単体特性 測定方法 EP-024CHAの測定と同じ方法に付、略 1-1.出力電流特性 出力電圧4.5Vまでの低下を許容するとして・・・ ・電源電圧3Vでは最大300mA程度 ・電源電圧2.4V(NiMH2本相当)では最大200mA程度 ・電源電圧3.6V(NiMH3本相当)では最大400mA程度 (最大電流はEP-024CHAのほうが大きい) 1-2.出力電流-出力電圧特性 EP-024CHAでは電圧が徐々に落ちる特性であったが、BBJ01は ある電流を超えた時点から一気に電圧が低下する特性が見られた。 出力電流に対する出力電圧の変化は少なめで、「ある電流」を超えるまでは 一定を保とうという動作が見られる。(レギュレーションが良い) 後の電源電流との関係からすると、スイッチング電流がある以上を 超えるとスイッチング電流が制限される模様。 スイッチング用デバイスの内部抵抗がEP-024CHAに使用されているBL8530より 本機に使用されているICのほうが小さいが、その分過電流の可能性が出てくる為に 過電流保護回路が入っているものと考えられる。 ※過電流保護と言っても、あくまでスイッチング電流を制限するものであり、 電池〜ダイオード〜出力 というパスがあるのであり、NiMH電池使用時の 出力ショートが厳禁である事は変わりない。 1-3.変換効率 ・電源電圧3Vでは、80%程度(300mA出力時)。 ・電源電圧2.4Vでは、75%程度(200mA出力時) 3V時と比較すると出力電流増加に伴う効率低下が大きい。 ・電源電圧3.6Vでは、80%程度(400mA出力時)。 いずれでもEP-024CHAより全体的に効率が良く、特に小電流領域では 90%程度の効率と良好。 1-4.出力電流-入力電流特性 ・電流が約650mA程度でクリップしている特性が見られた。 前述のように、スイッチング電流が一定以上を超えないよう、制限する回路が 入っていると推測される。 このグラフから電池寿命を見積もると、 NiMH電池2本使用(2.4V,電池容量が2000mAh)で出力電流を200mA得ようとした時、 電源電流が約300mA、電池寿命が2000mAh/300mA=6.6h (EP-024CHAでは、電源電流が約500mA。2000mAh/500mA=4h) このように低電圧での変換効率が良い事から、EP-024CHAと比べると電池寿命面で 有利である。
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