joe-04 note
▼【アクア・マックス】
【環境ホルモン】→A
家庭雑排水、排気ガス、水道水の塩素など我々の生活の中の合成化学物資が、川から沼、池、海に流れて行きます。その海で一番早く犠牲になるのが一番小さなプランクトンです。目に見えないプランクトンでさえ何かを食べています。生物は常に何かを食べ、何かを排泄しています。そのプランクトンをアミという微小生物が好んで摂取し、アミは小魚に、小魚は中魚に、中魚は大魚にやられるか、カモメなどの鳥に食べられます。大魚はクジラにやられるか、人間に食べられます。カモメは北に飛んで行って白クマやアザラシの餌食になるかも知れません。その白クマやアザラシも最後は人間に食べられます。胃袋から胃袋に移動しながら、合成化学物資という分解されない物質は、食物連鎖の中でどんどん蓄積し、体内で凝縮され、蓄積量は倍加していきます。人間はプランクトンや小魚より大きいですから、なかなか影響が出るわけではありませんが、プランクトンが吸収した環境ホルモンが人間に辿り着いた時には、充分に人間を侵す状態になり得るのです。濃縮度は、出発点から何千倍ともいわれています。
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2007.04.04:joe-04
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