季節替わり
確かに季節が変わったメッセージが、自然から届いた。 しかしそれが確定的なものなのであるのか、俺には良く分からんのだが、それが日本政権の政治家が発する言葉よりも素直で、率直で、そして真実に近い予測を打ち立てるだけの材料になる。 46億という年月の地球に対し、昨今の人生でしかない我が知識と経験など、人類の未来に関し細やかな道を記す言葉や文字のその一片にもならないのであるが、俺の人生の、この時を知りうるサインとして大いに受け入れるべきサインではある。 その、細やかながら下手くそな写真である。 春の徴。 冬ではない徴。 ワタシだけに、見るものだけに知らされる風土の徴。 ありがたい徴。 知りうるものに知らされるタイムリーな知らせ。 そういう知らせを受ける幸せや、感性に、それは自分で画いた絵を褒めるのに似るのだが、そんな小バカな感性を持てる幸せに感謝したくなる。 そして、ここに生まれ出で、育つならば知るべき知らせ。 どこぞの「種まき婆さん」的象徴であろう。 夏の雲、夏の霧、季節の変化。 ヤマセを感じるキリなのである。
2012.04.11