ブドウ園

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ぶどうの花が満開。

表題の写真は、これでもブドウの花なのである。

オシベとメシベだけで、花弁はあるんだかないんだか???
ないんだと思うのだけれど。

そんで、これも花粉が出る訳で、腕とかシャッポとかシャツとか、一日仕事が終わるとうっすらと黄色くなっているのである。

マスクは欠かせない。
マスクしないでブドウ園仕事してたら、クシャミが止まらなくなって死んでしまうかもしれない。

アナフィラキシーショックで、倒れてしまうかもしれない。

恐ろしや・・・ブドウ園。


などと言いながら、丸一日ブドウのマゴ取り作業である。

朝から晩まで、目が痒くて、涙を流しながら・・・・


クモが、ガガンボを獲って食べていた。
可愛らしいクモである。

彼方此方の葉っぱの裏には、単独生活のハチの巣がいくつもあった。

クモやハチは益虫である。

が、毛虫や青虫の卵がかえったばかりの小さな奴らも沢山いた。
カメムシの類などは、卵の殻の脇に卵みたいにかたまって数十匹でじっとしている。

針の穴の四分の1よりも小さなハダニも発見した。


明日は、虫殺しとダニ殺しの農薬を散布しなくちゃいけない。
適期を逃すと薬が効きにくいのである。

が、蜂もクモも死んじゃうかもしれない。
ハチもクモも可愛いのだけれど・・・・・・・・
何とも、お詫び申し上げるしかないのだが・・・死んじゃったらごめんなさい。
死なないで何とか生き残って欲しいんだけれど、たぶん無理なんだろう。

農薬を散布する度気分が落ち込む。
でも、これをしなきゃ、ちょっとヤバい状況になるので勘弁してもらうしかない。

その代り、殺菌剤は使わない。
これは、ブドウの病気予防の薬なのだが、みんな使ってるけど、おれはもう10年以上使っていない。
何が病気なんだかそうでないのだか良く分からんのだが、病気らしい病気は全然発生しないのである。

こっちの端から、あっちのはしまで67メートルのブドウ園。

マゴ取りも楽じゃない。
2012.06.11:kuma仙人:[野良仕事]

害虫駆除の

クモを開発し、農薬なしで害虫を食べてもらえればねえ。
クモの巣だらけで仕事にならないか!?(笑
2012.06.12:タッシー:[編集/削除]

タッシー兄様

糸をあんまし出さないクモがいて、それはけっこうメンゴイのであるよ。
あちこちで、生物農薬といって、生物を利用した取り組みがなされているけれど、ほんの一部の農産物に限ってで、オールマイティーってのはなかなか難しいみたいだね。
好き嫌いが多い訳だ(笑)
喰い残しに薬かけると、喰う奴まで死んじゃう・・・・
農家ってのは・・・・難しいのであるね~
2012.06.13:kuma仙人:[編集/削除]

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