インド料理教室の話(4)

インド料理というと、ほとんどの人がカレーしかない、と勘違いしてる人が多い。

前に初級料理教室のレシピを書いたけど(まあほとんど反応はなかったが)、それの第1回目でも、
1.ムルグカリー(鶏のカリ)
2.ナワビグッチ(貴族風マッシュルーム料理)
3.チャパティ(アーターでつくる平らなパン)
4.ケーラライタ(バナナのヨーグルトサラダ)
というバリエーションなのだが、勿論1.は名前からカリー。
2.はカリーではない料理です。
3.はパン。
4.はサラダ。

このようにバランスのとれた食事メニューとなっています。

第2回目も同じように説明すると、
1.ゴーシュトカリー(羊肉のカリー)。私はラムを使っています。
2.アルータマータル ピアズ タルカリ(じゃがいもとトマトと玉葱で作った野菜料理)
3.プーリー(アーターをつくった油で揚げたよそいきパン)
4.カチュンバル(アーリーレッドとトマトを使ったイムリ《タマリンド》味のサラダ)
という組み合わせの料理です。

五年ほど前、東京で初級をやったけど、12回あるのに3回でほとんどの人がやめて12回続けた人は2人だけ。

ちなみに3回目の料理は、
1.シンガカリー(海老のココナッツミルクで作ったカリー)
2.サムバル(ムンバイスタイルの具沢山のスープ)
3.パンチプーラン チャーワル(五種の香り高いスパイスで炊き込んだご飯)
4.ガジャルチャトニー(にんじんぼチャトニー)

4回目は
1.シャヒ ムルグ カバーブ
2.アルーコフタ
3.バンギーバート
4.アドラクチャトニー
と4回目からカリーはあまりなく楽しくなるのだが、残念だった。