SALAN サーランとKARI

この前、古くからといっても3年位かなの料理教室に来てる持立さんと久世さんに山形に来てから書いたJAY通信をプレゼントした。それらのインド料理の話を書こうかと思ってみました。

【インド料理のちょっとだけ専門用語】

第1回目はSALAN。
サーランは北インド地方ではカリーに匹敵する料理で現在北インドの地方のカリーと言われているものは、ほとんどがサーランなのです。現在はカリーと名前を変えてしまったサーランもありますが、サーランという名前でのこってる地方もあります。

パキスタンにもサーランはありますし、カシミールにもサーランはあります。イギリス軍が北インドまで侵略してきた時、我々の伝統あるサーランを、ムルグサーランを、ムルグカリー。ジンガサーランをジンガカリーと嬉々として言っている若い人々がいるが何と嘆かわしいことかとい話も現在まで伝わっています。

元々、カリーという語句は南インドの言語であり、”おかず”という意味があったといわれています。だから、スープはカリーの範疇には入らない。という話になります。