HOME > インド料理のあれこれ

ジャイの日の料理(パルシー)。

日本ではインドというとカレーしか考えられない料理研究家しかいないので困ってしまいますが、今月のジャイの日の料理はパルシー(パーシー)の料理です。

パルシーの人々はもともとペルシャに住んでいて、サーサーン朝ペルシャ王朝で信奉されていた、ゾロアスター教の信者の人々なのです。
アラビアから来たイスラム教に追いやられ、インドへ亡命してきたのです。

この人々の料理は玉子料理が多く、また結婚式の料理も多く、結婚式が一大イベントと思われます。

ドラクという料理も、よく知られています。

インドの経済の中心地であるムンバイの中心となっているのも、パルシーの人々です。
2021.07.28:jay:[インド料理のあれこれ]

インドのスナック 2。

まだまだたくさんありますが、一応”地球の歩き方”に紹介したものでした。

7月のジャイの日の料理は前にも書いたようにパルシー(パーシー)の料理です。

これも20年くらい前に”地球の歩き方”の読者投稿でまずいというのを投書した人がいて、その後誰も食べないとのこと。
”地球の歩き方”の編集部の人に、パルシーの料理をつくるたびにプレゼントしてました。

今年もそのパルシーで、有名な料理としては、DHANSAKH(ダンサク)という料理が有名です。
もう何度かつくりました。

それとパーシーでは玉子の料理でスクランブルエッグ系のAkooriやEDA(エダ)またオムレツのPOROもあります。

ダンサクマサーラーといって、ダンサク専門の14種の混合マサーラーもあります。
2021.07.27:jay:[インド料理のあれこれ]

インドのスナック。

前承。

南インド
・ワダ:粉にマサーラーを加え練り、ドーナツ状に揚げたもの。
南インドのスナックには必ずダールーのサーンバールとココナッツのチャトニーがつき、この2つはお替わり自由。

・ドーサー:豆の粉を練り焼き上げ、サーンバールとチャトニーがつき。
ドーサーもいろいろ種類があります。

・イドリー:前日に米を水につけおき、次の朝すりつぶし、ドロドロしたものを特製の蒸し器で蒸し上げたもの。
これにもさーんばるとチャトニーがつく。

・ウッタパン:お好み焼き状のものにハリーミルチやピヤーズやダニヤーパッターが練りこんであり、焼いて食べる。

・ウプマ:スージーの粉でつくり、蒸し上げたもの。

とここまで紹介しました。
2021.07.26:jay:[インド料理のあれこれ]

インドのスナック、あれこれ。北インド篇。

〇アールーボンダー:ポテトを茹でマッシュし、練り合わせ、焼いたもの。

〇サモーサー:これもポテトをマッシュし、マタルを入れ味付けしたものをアーターのドゥで包み、油で揚げたもの。

〇パコーラー:ベーサンで衣をつくり、アールー(ポテト)やベーガン(茄子)カドゥー(かぼちゃ)ピヤーズ(玉葱)を切り分け、衣をつけ、油で揚げたもの。

つづく。
2021.07.25:jay:[インド料理のあれこれ]

インドのスナック、あれこれ。

”地球の歩き方の 見て読んで旅するインド”という本のために(2003.6.発行)、インド料理を19種つくり、それとは別にスナック類も9種つくりました。

その時作ってなかったスナックに、”ゴル・ガッパー”と”パトラ”がありました。
グジャラートのスナックであります。

パトラは里芋の葉に味付けしたポテトを巻き込み、蒸し、それを小口から切り油で揚げ、チャトニーをつけて食べるのです。
これは缶詰があり、熱するとまわりの油が溶け、スポッとまるごと出てきて、これを切って油で揚げます。

カドペイさんに、もらったことがあります。

スナック料理をつくる時、パトラも作ろうと思ったけど里芋の葉がないのでやめました。
ジャイの日の料理では、里芋の葉のかわりに、山形の山菜の葉でつくりました。
2021.07.24:jay:[インド料理のあれこれ]