松山塾

松山さんとこのインド哲学の勉強会はクマ、シノハラ(※1)と2人で始まったが、あまり話がすばらしいので、私とクマの後、背中に2人の聴きもらした話をきいている人もいてもいいだろうと思い、キヨ(※2)と中尾ちゃんを連れていった。そしたら、クマは30すぎてものを習うのはそんなことじゃないんだ。オレとオマエと松山さんの3人の関係が大事なのに、オマエはそれを解ってないって、いい、抜けた。

松山さんに申し訳なかったです。もっと松山さんのおこずかいが増えればいいと思ったもんでというと松山さんはクマとは唐とこでもはなしてる聴きにきてるから平気だよといってくれた。

その後も栗山(※3)やアブ(※4)や色んな友達を連れていったが、結局は私1人が残った。師と弟子、1対1、まぁウパニシャドみたいなもんですねと毎週通ってた。

そのうち京都の佛教大広告を見てここに入ってみましょうといったら、松山さんもおもしろいんじゃない、俺も佛教のことあんまり知らないからなんて言ってくれて通信の佛教大へ入り、そこの本をテキスト代わりに使ったりもしたのだった。

※1.クマ、シノハラ:鉄の彫刻家、ガラスの彫刻家、昔は絵本作家、唐さんとこのポスターはすごい。
※2.キヨ:劇団四季の創立後芝居してた。吉祥寺一のヨッパライ、伊勢屋焼鳥屋長男。
※3.栗山:栗山富夫。ICSでて松竹へ。釣りバカ日記の初めの頃の監督。
※4.アブ:武者八一路篤信。実等さんの孫。武美の後輩。その後ブサンソンへ留学。いいやつだったけど数年前鬼籍入り。よく、吉祥寺であってた時、今日僕バイトしてきちゃったというから何やったんだよというとおじいちゃんとこの本箱整理して10万がんばっちゃったなんて(40年前以上の話)クマがユリ、あいつ何なんだいって、ひっぱたいてやろうかというから、いやいやいいやつなんだからやめといてくれと、たのんだこともあったけ。