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▼お歳暮探し
東京の知人よりお電話を頂きました。
「お歳暮にそちらのお漬物を使いたいんだけど、、、。」
今年はこちらの食材をお歳暮に使いたいとのこと。
この知人は毎年毎年、全国の美味しい物を送ってくださいます。
鎌倉ハム(いろいろな食べ方が出来るレシピ付きで
種類も多く、楽しめました)
チョコレートクッキー(これも凝ったセレクトでした)
ドイツハム(これもなかなかオシャレなお歳暮)
今年のお歳暮は山形のお漬物にするそうです。
「どんなのをご希望で?」
「先日送っていただいた、しそのみ漬けが美味しかったから
そこのお漬物シリーズをセットにして送りたいんだけどどうでしょう?」
「置賜地方は、丸茄子とか晩菊とかしそのみ漬とかでしょうね。
いくつかセレクトして送りますので、お気に入りを選んでくださいね」
そんな訳で米沢市の内藤醸造さんへ伺いました。
上杉城址苑へ先にいって、置賜地方の漬物をセレクトし、
足りない分を内藤醸造さんで購入です。
まだ、販売前の商品もありましたが、急遽パッキングしていただきました。
京都ではお土産に漬物が綺麗に箱に入れられて売られています。
漬物をお歳暮?と私が考えるのは漬物が日常の食材だからではないでしょうか?
丸茄子漬(なすづげ)は夏の定番ですが、これをお歳暮とは考えませんね。
しかし、なすづげ を当たり前と思っていない人には、高級逸品な
漬物なんですね。*私はこのなすづげが大好き。いろいろ頂くが
各家庭でそれぞれ漬け方がちがうのか同じ味がない。
自分でもなすづげを漬けるが納得したものがいまだにない。
私がなすづげを高級だと考えるのは、色が変わるのと、日持ちしないために食べる分を考えて塩漬けし、つけ方も流行のビン漬や軽く重石をしたり、砂糖を入れたりとその家独自のレシピで旬のものを美味しく食べる方法を日常的に当たり前としていること。歯ごたえ、色、味、大きさと4拍子揃わないと旨いなすづげとはいえません。
鎌倉や京都では高級食材の部類に入る漬物も沢山ありますね。
こちらの漬物も包装を替えるだけでも高級漬物になるのではとも思います。
漬物って一般的にどうも包装が暗い。中身がダーク系だからといって
包装も暗いのはどうでしょうか?と考えるのは私だけ?
*一般的に日常の食べ物にしては高いが、贈るには高く見えない。
あのぺったらした袋に入った各種漬物はたいがい¥525ですよ。
一気に食べるものではないので決して高くは無いのだが、
各家庭でそれなりに趣向を凝らして作っているので、買うとなると
高く感じるし、漬物が高級商品とは見えていないのかも。
明るけりゃ高くても許せる気がする。
まあなんであれ、こちら地元の漬物がお歳暮として全国に広まるって凄いことですね。
都内のホテルのパーティー用にと今年も青菜漬を御使命いただきました。
*パーティーでの漬物ってどのようにサービスしているのか見てみたい!
まさか盛装でパリパリと食べるのでしょうか、番茶で。
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2010.12.06:izumiya
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