岩銀花巻 努

▼ボランティア、事前予防で万全を!

被災地でのがれきの撤去作業で、くぎを踏んだりして【破傷風】にかかる人が出始めたそうです。

【破傷風】って聞きなれないので調べてみましたが、結構大変な病状です。
菌の発生する毒素は強力な神経毒で、現在でも致死率の高い細菌感染症。
土中の破傷風菌が体内から入ることで感染して、病状としては風邪に似た発熱などの症状からはじまって手足の筋肉が硬直したり、最悪の場合には死に至るケースもあるそうです。

予防策としては、ワクチン接種が好ましい!
ほとんどの人は小学生のころに接種しているらしいですが、効果が10年程度なので再度接種が必要です。

破傷風菌は、酸素のない場所で発育する菌で空気を嫌うため、ばんそうこうは逆効果だそうです。
作業の際には、底の厚い靴を履いて、手袋の着用は必須ですね。

2011.04.14:iwagin

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