イヌ夫君の仕事アラカルト

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現在、山形市山辺町畑谷にほど近い所の路傍に、湧水「亀の子水」を発見しました。昔、この山村に生まれ育った亀之助さんは、後に山形県上山市長になり、当時山形市と白鷹町を結ぶ街道が狭く往来が大変なことに心を痛め、故郷のことを思って道路整備を行いました。後年、そのことに感謝する形で畑谷地区の住民はその途中の道路脇に、写真の水飲み場を作り亀之助さんの功績を記する意味で「亀の子水」と名付けたのでした。
今では、22戸しかない集落の畑谷地区です。昨今話題の道路特定財源の話で言えば、NGと言われるのかも知れません。
しかし、この場所に行かれて昔の人々の生活を想像してみると、違った見方もできるように思います。アスファルトではない、まして2車線でもない、もしかすると砂利道でもないかも知れない、至るところ山道だっただろう。
車が一般大衆化することに伴って、何とか生まれ育った故郷の交通を「普通」にして報いたいと思うのは、「人」として普通の感覚だっただろうと思いました。
さて、余り使われない、地元住民にも疑問が残る「さらに便利な高速道路」は、本当に公共の役目を果たすものでしょうか?
2008.05.13:inuo:count(2,456):[メモ/仕事いろいろ]
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