北川八郎先生から学んだこと

  • 北川八郎先生から学んだこと

 

長く伸びた白いひげ、作務衣をまとった小柄なおじいさん。

40日間もの断食を2回も行い、いわゆる悟りの境地に達した方でした。

 

大上段に構えず、自然に優しく語りかけるような口調は、

聞いている人の警戒心を取り去ります。

ちょっと難解で突拍子もないような話であっても、聞いてみよう、という気にさせるのです。

 

講演のテーマは、ご著書と同じ「無敵の経営」。

経営者なら誰でも興味のあるタイトルでしょう。

 

敵がいないのではなくて、敵をつくらない経営、というサブタイトルも気になります。

経営者の経営姿勢は、その人の人生のとらえ方と完全にマッチするものであるから、

まずはそこをしっかり見つめ直しましょう、というのが主旨でした。

 

様々な話が展開されていったわけですが、やはり、長期断食という動かしがたい事実が、

大きくものを言っているんだなあ、と感じました。

 

何を言うかも大切ですが、誰が言うかはもっと大切。

同じことも、誰から言われるか、で聞く側の変化は大きくなりますね。

 

響いた言葉は2つ。

 

ひとつは、「罪少なく生きましょう」という言葉。
「罪なく」って言われたら、ついていけないと思いましたが、
「少なく」で助かりました(笑)。
 
もうひとつは、人生最後の言葉。
「今世で学んだことを活かして来世はもっとより良く生きる」
と言い残してこの世を去る、っていうのは実にいいなぁ、と思いました。
 
「満足の人生だった、ありがとう」というのがこれまで求めてきた最後の言葉だった
ような気がします。北川先生のほうが更に上をいっていて、マネしたくなりました。
 
人に喜んでもらうレベルを高める努力をするのは、仕事人として当然としても、
それ以上のことは来世で、という安心感があるといいな、と。
2016.02.25:壱岐産業:[事務局ノート]