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風になりたい
私たちの夢は、風になる、こと。
風は、人を優しく包み、うるおいを与え、その気にさせ、楽しい気分にします。
良い便りを届け、受粉を助け、お月さまを覆う黒い雲を追い出します。
ヨットを走らせ、渡り鳥の渡りを助け、こいのぼりを泳がせます。
人を困らせるような強すぎる風や冷たい風などもあるけれど、私たちのなりたい風はもちろんそういう風ではありません。
あくまで人の喜びを大きくするようなものなのです。
風になれるなら死ぬのも悪くないし怖くない。
ああ風! 風になりたい!
「そんなになりたいなら、なるがよい」
おやっ、天の声だ。
そうか!
よく考えてみると、本当の風にはなれなくても、風のような生き方、風のような仕事をすることはできそうだ!
ありがとう、天の声よ。いいことに気づかせてくださいました。
今行っている様々な事柄を、風になぞらえて整理して、
もっともっと人に好かれ、
もっともっと人のためになる、
“熱く” “優しく” “楽しい” 風になれるよう、
残りの半生を賭けよう!
そんな大きな思いを持って、
♪あの大きな空を~♪吹き渡っていきます!
あるヒラメキをもとに、この詩(?)を書きました。こっそりと、でも大真面目に。
「私」ではなく「私たち」としたのは、この詩に賛同する人がいればいいな、と思っているからです。
今月からHPのWINPROコーナーに「風のコラム」を書き始めました。よろしければお読みくださいね。
口に出して言い出すと、何かが変わりますね。
私も、風になりたい、ということを漏らした途端に、いろいろな情報が集まってくるようになりました。
日本に風の名前がいくつあるかご存知でしょうか?
なんと、2145だそうです! ホンマかいな?ですよね。定価15000円也の『風の事典』というのがあるのですが、そこに間違いなくそう書いてました。
どうやら奥深いものに首を突っ込んでしまったようです。もちろん望むところですが。