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コラムで見つけたちょっといい話
2013年、いい年にしたいですね。年初にふさわしく、好評の“ちょっといい話”シリーズです。
◎ 自分への期待
物流会社に勤務するN氏は、営業事務を担当しています。入社二年目を迎えたものの、仕事に対して自信を持つことができないでいました。
そんなある日、自宅近くの図書館で「仕事や人生で一流になれない人には、三つの悪い習慣がある」という内容の書籍に目が留まりました。
三つの習慣とは、①物事を先送りする ②絶対的な努力の「量」が足りない ③自分への期待値が低いというものです。N氏はどれも該当していたのです。
③の詳しい説明を読むと、「私には特別な才能がないから」「自分なんて平凡な人間だから」と自分への期待が低くなると、成長は止まってしまうということが書かれていました。N氏は<自分にもっと期待しよう!>と決意したのでした。
そして、三つの習慣を一斉に改善することは難しいと自覚しながらも、<自分自身に高い期待をかけることはすぐにできそうだ>と心高ぶるものを感じたのです。
N氏は<自信は後からついて来る。周囲が自分に期待する以上に、自分自身が自分に期待しよう>と心に決め、溌剌(はつらつ)と職務に取り組むようになりました。
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日本人、特に東北人は奥ゆかしい人が多いので、これはとても参考になりますね。そして文中の ②(努力の絶対量)も見逃せません。
自分はアイデアマンではない、という人がいますがアイデアが生まれる量は、知識の量に比例するということを聞いたことがあります。
時代の閉塞感を打破するのは、②がポイントかも。
◎ その時に何が必要か
A国とB国の大臣が晩餐会に臨んだ時のことです。
B国の大臣がデザートを食べる時、本来は指を洗うためにおいてあるフィンガーボウルの水を飲んでしまったのです。
周囲の関係者は驚きを隠せませんでした。ところがA国の大臣は少しも騒がず、自らもフィンガーボウルの水を飲み干したのです。B国の大臣に恥をかかせないよう、同じ行為を取ったのでした。
昨年十月、東京競馬場で行なわれた天皇賞でのことです。レースを制したミルコ・デムーロ騎手は、貴賓室の天皇・皇后両陛下に深々とお辞儀をしました。
デムーロ騎手はイタリア人であるにもかかわらず、日本流の礼節に従って、感謝の意をお辞儀として表わしたのです。その姿に、デムーロ騎手の日本に対する愛情や、礼節を重んじる誠実さを感じた日本人は少なくなかったでしょう。
社会や職場においても、時と場が変われば対応の仕方も変わります。その時、その場に応じた所作や心配りが、取引先やお客様に感動を与えるのです。
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A国の大臣さすがですね。瞬時の判断力と実行力。周囲からも尊敬されていることでしょう。
『 ハモコミ 』 について
年頭に当たり、あらためて『 ハモコミ 』の言葉に込めた思いについて少しだけ書かせてください。
ハモコミとは、「ハーモニーのあるコミュニティ」というのを略した造語です。「響き合い高め合う関係性の輪 」と読み替えることもできます。仕事を通してそんなコミュニティを深めたり広げたりできたら…
弊社の営業品目は多岐にわたっていますが、ひとつに括る(くくる)とすれば、『 現場を活き活きさせる喜働スイッチツール 』
例えば、刺身の隣に梅の花やモミジの葉っぱが添えられていることがありますよね。
それがなくても料理としては成り立ちますが、「食事を通したコミュニケーションの場づくり」と考えた場合は、それはとても大切な役割を果たします。
ツールとは、この梅の花やモミジの葉っぱのように、特定の目的をサポートするもののことです。
弊社は、ビジネス現場の『 安全面 』『 コミュニケーション面 』『 環境面 』 を、ツールで活き活きさせたいと思っております。
このハモコミ通信を通しても何らかのお手伝いができれば幸いです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします