風とともに走れ
仙台国際ハーフマラソン。
新緑の杜の都を疾走するトップランナー達。
これまで県陸連登録者で好タイムの人だけが参加できる高嶺の花的大会でした。
昨年から市民ランナーが参加できる1万人規模の大会にしよう!ということになったのです。
制限時間もハーフで2時間40分と、まさに市民レベル。
去年はエントリーしながらも、急用で参加できなかったので、今年こそ、の気持ちで準備しました。
一般男子の部では7488名が完走し、そのうち4873位でした。
もちろん他人と比較すれば遅いのですが、自分の中ではなかなかの好タイムでした。
沿道の声援はエネルギーをいただく素。
今回もまさにそのパワーを何度も感じました。
特にハイタッチはエネルギー補てんに最高です。
いろいろかけていただく言葉ですが、仲間の応援隊の場合はどんな言葉でももちろんOK。
それはきっと自分のために応援してくれているのがわかるからでしょうね。
一般的には「がんばれ」とか「あと少しだぞ」とかいうのは、ありがたいことはありがたいんだけど、ちょっと違うな、っていう感じです。
では、どんな言葉だと嬉しいのか?
これまでいただいた中では、「ナイスラン」っていうのが良かったです。
「いいぞ~」っていうのもGOOD!
特殊な例として、バーのママさん風の方が、「ステキ~」っていう応援をしてました。
でも、これ、VERY GOODでしたよ\(^o^)/
今の自分はすでにがんばっているわけで、それを肯定してくれる言葉に共感する、ってことでしょう。
さて、声援の代わりに横断幕にメッセージを書いて持っている人も見受けられました。
その中に。表題の「風とともに走れ」というのを見つけました。
なるほどこれも良かったです。
まるで私へのエールのように勝手に感じました。
Qちゃんこと高橋尚子さんとハイタッチができる!
それだけでもすばらしい大会でした(●^o^●)
彼女の笑顔はやっぱり国民栄誉賞ものでした。
ハモコミ通信2013年5月号
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こんにちは、長谷川です。GWいかがお過ごしだったでしょうか?
いつもの壱岐産業ニュースレター『ハモコミ通信』 です。
今回は、まちネタ ※ を通して、モデリングということについて考えてみたいと思います。
ここでいうモデリングとは、
「自分が望む結果をすでに得ている人を見極め、それをマネること」とします。途中で切れた方はおっしゃってくださいませ。
※ まちで見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ
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◎ 教わり上手 (コラムより)
プロゴルファーがアマチュアにゴルフを教える際に伝えることは、
「上達のコツは、自分が真似をしたい人が打っている姿を見ることだ」
といいます。
百の言葉で教えられるより、
一つのプレーを実際に見たほうが、
上達の速度に関しては大きな違いが生じるのです。
「じっくりと見ること」は、仕事を行うにあたっても同様です。
写真や映像で見たとしても、すべては伝わりません。
やはり現場で見ることが最も大切です。
内容や雰囲気を肌で感じることは、
貴重な体験として蓄積されていきます。
同じ空気の中で仕事に接すると、
伝わりにくいことも不思議とスムーズに伝わるものです。
現場で自分が感じ取ったことを、そのまま行動に移してみたなら、
技術のコツや上達に必要な事柄がつかめるはずです。
この物事を真似るセンスのある人は、教わり上手でもあります。
大切なのは、現場の空気の中で、
上級者の行動をどれだけ見つめられるかです。
見つめて真似ることで、
仕事のスキルを高めていきたいものです。
(以上、コラムより)
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まなぶはまねぶ、という言葉があるように、
対象となるマネたい人が身近にいる人は、
それだけで幸せですね。
何しろいつも肌で感じられるわけですから。
では、実際にマネをするという時(モデリングする時)、
どんなポイントがあるのでしょうか?
大きく3つあると言われています。
まず誰でもやることは、
その人がどんな体の使い方をしているか?
を見ることだと思います。
すっかり忠実にマネるのと、
だいたいマネるのには大きな違いがあることをご存知でしょうか?
今自分がやっている体の使い方は、
すっかり同じか?という点検をしてみることをおススメします。
ピタリ同じ体の使い方ができた時、
気持ちにまで変化が感じられるから不思議です。
次にやるべきことは、
その人がどんな言葉を使っているか?ということ。
内容もさることながら、そのタイミングだったり、
声の大きさやテンポ、状況判断との兼ね合いなど、
まさに一緒にいないと気づかないことですね。
3つ目が盲点かもしれません。
それは、その人がどんなことに焦点を当てているか?
ということだそうです。
これは尋ねてみないとわからないことかもしれません。
いろいろな場面での発言などから見抜くこともできるかもしれませんが。
還暦ルーキーと言われた古市忠夫プロ。
氏は、54歳の時阪神淡路大震災で自宅兼店舗を焼失。
数年間地元商店街の復興に尽力した後にプロゴルファーを目指しました。
そして60歳で見事合格!
以降、ツアー8勝という快挙を成し遂げてきました。
古市さんの焦点の大元は「感謝」です。
震災体験から、ゴルフができるというだけでありがたい、と。
だから、うまくいかないことがあっても、
結果を気にすることなく、一つひとつのプレーを大切にし、
キャディさんに感謝、ゴルフ場に感謝、クラブに感謝…。
こういう大元の焦点ではなくて、もっと具体的な例については、
ハモコミ通信2008年10月号11月号をお読みいただければ
参考になるかもしれません。
http://iki-sangyo.co.jp/?p=albumc=2609
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ハーズバーグの動機づけ・衛生理論 ①
ご存知の方も多いと思いますが、ハーズバーグが提唱した
『 職務満足および職務不満足を引き起こす要因に関する理論 』
について、何回かに分けて考えてみたいと思います。
今回はひとまずそれって何?というところまで。
ある特定の要因が満たされると満足度が上がって、
不足すると満足度が下がる、というのではなくて、
「満足」に関わる要因(動機付け要因)と
「不満足」に関わる要因(衛生要因)は別のものである、
というのがこの理論のポイントです。
図は
ピンクが満足要因、ブルーが不満足要因を示し、
上半分はそれが良いと満足度がグンと増える動機付け要因、
下半分はそれが悪いと不満足度がグンと増え、
それが良くても満足度はあまり増えない衛生要因を示しています。
気仙沼大島の椿の植樹
おかげさまで爽やかな風と積極的な参加者に恵まれ、とっても楽しく有意義な2日間でした。
椿の島気仙沼大島も、もちろん被災しました。
地元の若者たちのがんばりと、主に東京方面からのボランティア達の息の長い支援のおかげで、見た目の復旧復興は早いように見えます。
その実は、まだまだのようです。被災地全般に言えることなのでしょうが。
今回は、仙台ゾウ・プロジェクトA氏の多大なる努力の結果、環境省のとあるコンテストで賞をいただき、そこでいただいた苗木+関係する団体の寄付で賄われた苗木・ハーブ類を植えました。たくさんの観光客が椿の島大島を楽しんでくれることを願って。
まだまだ何もないように見えるこの椿ガーデンですが、これでもずいぶん整備が加わりました。今後どのように変身していくか、とても楽しみです。
ところで面白い話を小耳にはさみました。
野生の椿のあるところには、決まってシロダモという木も自生しているのだそうです。
一般的にはこのシロダモ、材にもならず、やっかいもの扱いにされているようですが、椿よりも成長が早いということで、程よい日陰を提供しているのではないか、というのです。
写真は、わかりづらいかもしれませんが、グレーの幹肌のシロダモと褐色の幹肌の椿が完全に絡まり合っています。
どっちが優位なのかわかりませんが、ここまでくるともう一心同体って感じです。
こちらは樹齢400年、島一番の椿の大木です。
枝ぶりがお見事! この木の前では、みんな謙虚になると思います。
ぜひ見に来てくださいね!!
ハモコミ通信2013年4月号
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<< 『 読んでるよアンケート 』 の御礼 >>
3月号②でこの通信をどの程度読んでいただいているか、アンケートのご協力を呼びかけましたところ、なんと139名もの方からとっても温かいエールをいただきました。これには本当に勇気をいただきました。
個別に御礼のメールは送らせていただきましたが、改めましてこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました!
弊社HP( http://www.iki-sangyo.co.jp )に、その一部を掲載させていただきました。よろしければ覗いてみてくださいませ。
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■ 春、何かが変わる予感と共に その2
「優れている」と「偉い」を使い分けよ、と言ったのは、おととし亡くなられた無能唱元(むのうしょうげん)氏。この言葉が今も耳に残っています。
氏によれば、他の人にはなかなかできないような秀でたことができる人を「優れている」と呼ぶそうです。
例えば、1ヶ月で100万円を貯めた、東大に合格した、など。
一方、誰かが「偉い」と言うとき、それは他人のために何かをやった時にそう言うものだ、と。
貯めた100万円を自分のためだけに使う人は優秀かもしれないが、偉くはない、と。
つまり、偉いことはやろうと思えば誰でも今すぐにもできることで、やるかやらないかだけの問題である、と。
無能氏はお坊さんでしたが、その教えは実利を求める心や本能的衝動など、人間らしい部分を大いに認めるもので、とても参考になります。折に触れ、ご紹介できたらと思います。
さて、前置きが長くなりました。
好評のまちネタ(まちで見つけたちょっといい話ネタ)、今回は1本だけお届けします。
◎ ならぬことはならぬ
日ごろ私たちは、大小の様々な約束事の中で生活をしています。約束を守ることは、人として非常に大切です。
一度の破約で信用を失う場合もあり、常習者は社会人失格のレッテルを貼られてしまう恐れが大いにあります。
約束の中で、守りにくく破りやすいものが三点あります。
思い当たるものがあるようでしたら、強く気に留めて正していきましょう。
①「家庭内の決め事」です。
特に子供たちに約束したことを、平気で忘れる親が多くいます。
このような環境は、約束を平気で破る子供を育てる元凶となります。
②「時間の約束」です。
時間を破れば関係する人が多大な迷惑を被(こうむ)ります。
③「自分自身との約束」です。
約束の中で最も破りやすく、守りにくいのが、この約束です。
「こうしよう」「これはやらない」と心に決めた約束を尊重できる人は、あらゆる約束にも誠実に向き合えるはずです。
約束は、破られたほうが損をしますが、破ったほうはもっと大きな損失を、長い人生の中で負うようになっているものなのです。
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確かにこの3つですね。
思い当たる節がいっぱいあります。
一番怖いのは、自分でそれと気づかずにやってしまっていることはありはしないか?ということですね。
いずれ自分に降りかかってくるということですから、ある意味、真摯にその結果を受け入れて反省すればいいのかな、とも思いました。
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■ 読者プレゼント(五日市剛さんの小冊子)
過去のハモコミ通信を整理していたら、数回に分けて五日市剛氏の「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を取り上げてました。
何度も読んだはずのその小冊子を改めて読み返してみましたが、結構忘れているものだなぁ、と思いました。そしてやはり面白い!
47ページの中にちりばめられている興味深いエピソードを、あなたはどのように読むでしょうか?
当時取寄せておいたその小冊子がまだ20冊ほど残ってました。興味のある方に差し上げますので、遠慮なくお申し出くださいませ。
TEL 090-3640-9746 E-mail yoshihiro@iki-sangyo.co.jp
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<情報コーナー>
◆◆ 仙台思風塾のご案内 ◆◆
先月号でご紹介させていただいた芳村思風先生の感性論哲学を格安で学べます。昼食をはさんで4時間! 年2回だけのチャンスをお見逃しなく。
日 時: 4月7日(日)第1部10:00~12:00 第2部13:00~15:00
会 場: PARM-CITY131 ANNEX 仙台市青葉区一番町3-5-1
前売券: 一般3000円、学生2000円
当日券: 4000円
問合せ: ㈱イージースタイル 山根 090-4141-1717
強風下の蔵王かんじきツアー
最初はツアーじゃなくても自分でかんじきを持って行って樹氷群の中を歩いていけばいいかな?などと思っていましたが、とんでもない誤解だったことが分かりました。
リフトを2本乗り継いで、まずは和かんじきの履き方を習います。しっかり結んだので、最後までひもが緩んだりはしませんでした。
ここからは樹氷群といってもまばらなため、風をさえぎるものがありません。30分も立っていれば自分が樹氷になっちゃいそう(●^o^●)
もろに氷の粒を含んだ強風にアオモリトドマツとともにさらされました。
更に登っていくと、2枚重ねの厚手のグローブの中で指先の感覚がなくなってきました。わずかに露出している鼻と頬が痛いくらいの寒さ。視界は10mくらいで、ガイドさんがいなかったら即死、って感じでした。
30分ほどして、避難小屋がありました。お~天国!!
ガイドさんが背負ってきてくれた豚汁と持参のおにぎりでランチタイムです。
ガイドさんによれば、蔵王で遭難する人の大半は、強風を避けて宮城県側に下りるからだ、というのです。
山形側に下りるとスキー場があって助かりやすいのですが、西からの強風に向かって進むのが辛いのは体験したので容易に想像できました。
避難小屋にはストーブもあり、しっかりと体も温まり、雪中行軍再開です。
しばらく下っていくと、樹氷群からブナ林に変わりました。ここからは実に快適でした。林の中はほとんど風がないのです。音のない世界、真っ白でふかふかな新雪を分けて自由自在に歩いて行けることが楽しくなってきました。
ブナ林は夏場は笹藪が生い茂っているので、小径に沿って歩くしかありません。こんなに自由に歩けるのは2m以上の積雪があるからなのです。
そう思うとますますうれしくなってきました。
3時間半くらいのかんじきツアー、豚汁とリフト2本がついて3300円。ガイドさんからいろんなことが聞けますので、ぜひ参加してみてくださいね。
ハモコミ通信2013年2月号
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コラムで見つけたちょっといい話
まもなく立春。寒さはまだまだですが、光の春実感しますね!
さて、好評の“ちょっといい話”シリーズです。
◎ 欠点に学ぶ
人事課の係長のY氏は、上司から 「Kさんを何とか指導してほしい。
若手に人望のある君が一年間指導してだめなら、私も考えるから」 と告げられました。
しかし、Y氏が何度忠告をしてもKさんは遅刻を繰り返し、チームワークをかき乱していくのです。
半年後、Y氏は万策尽きてしまいました。
思い余ったY氏は、大学でラグビー部の監督をしている先輩を訪ねました。
「欠点を持ちたくて持った人はいない。悪癖の背景がわからずに指導しても自己満足だ。著名な経営者だというKさんの父親に、幼少期から否定されて、劣等感に苦しんできたことが原因ではないだろうか。欠点は心の傷そのものだよ」
先輩のアドバイスにY氏は愕然(がくぜん)としました。
朝寝坊が直らない小学生の長男を否定し、責め心で叱るばかりの自分の姿に気づかされたからです。
欠点が心の傷であることを知り、Y氏の心から子供や部下を責める気持ちはすっかり消えました。
するとKさんの遅刻と長男の朝寝坊も減少したのでした。
Y氏はKさんの欠点から 「責め心を持たない厳しさ」 を学んだのでした。
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欠点は心の傷、これはしっかりと心に留めておきたい言葉ですね。プラスにみていく以前に、そのまましっかり受け止める、という姿勢ですね。「責め心を持たない厳しさ」とは、こりゃまたハードルが高いなぁ。
◎ 成長へのチャンス
笑顔と素直さは好機を招き、運を上昇させるといわれます。
思わず助けてあげたくなるのは、「笑顔を見せる」 「愛嬌を感じさせる」 「相手が話しやすい環境を用意する」 などができる人に対してです。
「単純だがとても重要なことだ」 と、元ラグビー日本代表監督の平尾誠二氏は指摘します。
それは、結果を他人のせいにするだけなのか、〈もっと自分にできることがあったのではないか〉 と自己へ目が向けられるかの差でもあります。
前者は自己の正当化に過ぎず、後者は肯定的に先を捉えるという大きな違いです。
失敗には不明瞭な要素も含まれます。それを単なる不運と見過ごさず、成長へのチャンスだと考えれば、周囲への配慮も生まれるでしょう。
ひたむきに努力する姿は、と応援者を出現させもします。
先に希望を見据えながら、自ら考えて行動しましょう。
と振り返られる強さは、生じたことを自分の糧にしようとする積極性がもたらします。
向上の素材は逆境の中に凝縮されているのです。
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笑顔と素直さ。
できているようでできてないことかもしれません。
しかもここで言われているそれは〈肯定的に希望をもって物事を捉えること〉と〈ひたむきに努力する姿〉が根っこあり、へらへらした笑顔ではもちろんないし、単に従順という素直さでもないようです。
澄み切った心が大本にありますね。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
立花貴さんの講演会が仙台で行われます
立花さんは、仙台市出身。
商社マン⇒食品会社の社長⇒(東日本大震災をキッカケに)宮城県雄勝町の漁師!
もちろん単なる漁師ではなく、地元の人と共に漁師会社を立上げました(社名OH! GUTS)。
このオーガッツは、ニューズウィーク日本版「日本を救う中小企業100」にも選出されましたし、メディアの露出も多い方なので、ご存知の方も少なくないと思います。
雄勝に限ったことではありませんが、地域がもともと抱えていた問題が一気に溢れだしているのが被災地の現状です。
立花さんは「雄勝の未来が日本の未来になる」を合言葉に、教育・食・伝統工芸を切り口としたトータルな地域復興活動を精力的に行っている方です。
著書『心が喜ぶ働き方を見つけよう』はグッときますよ。
講演会が楽しみです。
日 時:3月19日(火)19時~20時半
会 場:パレスへいあん 仙台市青葉区本町1-2-2参加費:2000円
主 催:仙台広瀬倫理法人会
http://sendaihirose-rinri.net/
担当:米沢 022-217-7390
プレゼントの味付け
福岡の親戚に宮城のうまいものを贈ってあげたいと思いました。
でも、ありきたりのギフトセットではあまりその思いが伝わらないと思い、スーパーで宮城米、仙台味噌、仙台醤油、気仙沼ふかひれスープ、松島の海苔、仙台麩、萩の月、まころんなどを買ってきました。
福岡ですから、宮城だけじゃなく、東北も少し登場させようと思い、青森りんご、山形ミルクケーキ、岩手南部せんべいなども加えました。
さて、それらを段ボール箱に入れて贈るにあたり、開けた時のサプライズ感を盛り上げようと、内側に包装紙を貼り込みました。開けるまでは殺風景な段ボール箱。開けた途端に様々な商品とともに目に飛び込んでくる包装紙。
これぞ、弊社がこだわっている小道具(ツール)です。なければなくてもそれなりではあるけど、それがあることによって味付けが格段に深まる、というやつです。
料理の脇にあるモミジの葉っぱと同じです。
今回のプレゼントについては、一番は宮城のうまいものを味わってもらいたいという思いを伝えたかったわけで、そのために時間と手間をかけることをいとわなかった、というのが第一のポイントだと思います。
それだけでも十分伝わるけど、+αほしい。そんなときに力を発揮するのがツールというもの。様々な事例においてツールのことを考えていきたいです。
包装紙内貼り作戦は、この後、北海道と盛岡の姪たちにも大好評でした。