八ヶ岳登ってきました!
標高2899mの赤岳を筆頭に2800m級の峰々を抱く八ヶ岳は、実はご縁のある山なのです。
学生時代、ふもとの野辺山高原にある演習林が卒業研究の場だったのです。
北米原産のストローブ松という木の研究でした。
松にしては幹肌がグレーですべすべしており、とっても長い松ぼっくりが特徴的です。
当時のエピソード <18食連続カレーライス!>
外食するところも、スーパーらしいところもなく、買い出しに行くのも面倒だったのです。
9食でカレーがなくなった時、またカレーを作ったわけで、いかに料理のレパートリーに欠けていたか、ということですね(笑)。
この頃いつも八ヶ岳を眺めては登りたい、と思っていたので、先輩と2人で最高峰赤岳登頂に挑戦したのですが、
先輩が具合が悪くなり、止むなく途中で下山、というエピソードがありました。
今回は30年ぶりのリベンジ登山でもあったのです。
途中まではこんなに晴れてました。
その後は蛇行低気圧の影響を受けましたが、野鳥や高山植物や、そして何よりゆったりとした時間を楽しみました。
こっ、これは! ハチ博物館
これがハチの巣?
ハイ、世界最大、スズメバチの女王蜂114匹、通い蜂50万匹の合作です!
直径2m25cm、高さ2m70cm、周囲6m60cm、巨大としかいいようがありません。
通常のサイズが下のほうに見えていると思います。
さらに言えば、『ハチ』という文字が読み取れると思います。
これも蜂の修正を利用した手法なのだそうです。
こちらは世界最長(全長4m10cm)です!
そもそも自然界では女王蜂同士が一緒に1つの巣を作ることはないのです。
それを長野県中川村の富永さんというハチ研究家が、長年の研究の末、合作をつくることに成功したわけです。
ハモコミ通信2013年7月号
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今月も、まずは「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)です。
◎ 履物を揃(そろ)える
看護師のY子さんは、セミナーで「履物を揃えると心が揃う」と学びました。
早速、職場で継続的にスタッフや患者の履物を揃え続けていると、次第に心に落ち着きを感じるようになったのです。
さらには、その病院のほとんどのスタッフが自ら履物を揃えるようになっていきました。
ところが、病院長だけは、どんなにまわりの履物が揃っていても気にもとめず、脱ぎっぱなしの状態を改めようとはしませんでした。
「どうすれば院長は変わるのだろうか」と数日間悩んだ末に、Y子さんはあることに気づきました。
《 いつしか私は院長を責めていた。履物を揃えるのは、誰のためでもなく私自身のために始めたことだった 》と再確認しました。
《 自分のために 》という心で履物を揃えるようになったY子さん。すると、いつしか病院長も履物を揃えるようになったのです。
変化の矢を相手に向け、相手を変えようとしている間は、人は決して変わりません。その矢を自分に向け、自分が改まった時、相手は変わっていくのです。
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最後の行、響きますね。我が家の靴がなかなか揃わないのは、まだまだ自分が改まってない証拠なんだなぁ。
◎ 娘の前で
書斎で調べ物をしていたAさんは、一番下の引き出しから書類を取り出しました。そして書類を見ながら、引き出しを足で蹴って閉めたのです。
ふと視線を感じてふり返ると、二歳になる娘がこちらを見ていました。
しかも嬉しそうにAさんのそばに駆け寄り、引き出しを蹴り始めたのです。慌てて止めようとしましたが、時すでに遅く叱ることなどできませんでした。
Aさんは普段、足を使って引き出しを閉めるようなことはしません。しかし、その行為が良くないからしないという形だけの戒めでした。そのため、気が緩んだ際に足で扱ってしまい、結果として娘に見られてしまったのです。
人は誰かに見られていない時ほど、気が緩んでしまうものです。そのような時こそ、はっきりと人間性が現れます。意識した動作ではなく、無意識の動作は、心もちが形となって反映してしまうのです。
物に対する感謝の心、大切に扱おうという気持ちが欠如していたことを反省したAさん。一つひとつの動作に、心を込めるよう改めたのでした。
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無意識の動作の中に、その人の人間性が現れる、っていうのはその通りでしょう。人間性は人相に現れるとか、隠しようがない、というのが怖いところですね。精進あるのみですね。それにしても二歳の娘さん、可愛いな。
異性間コミュニケーション(男性用)
講師の佐藤律子さんはブライダルの会社(株式会社アートブライダル)社長。
これまでプロデュースしたブライダルは1000組。
婚活パーティも年間50回ほど主催しているそうです。
そんな豊富な体験が理論に肉付けされており、あっという間の2時間でした。
よく「自分がしてほしいことを相手にせよ」と言いますね。
男女間ではそれではダメだと言い切ります。
何しろ相手は異星人みたいなもの。
「相手がしてほしいことをせよ」が正解だそうです。
では、女性は何をしてほしいか?
例えば男性が1日に話す(話したい)言葉の量は12000語だと言います。
女性は? 24000語だそうです。つまり倍。
12000語というのは営業マンが1日お客さんと相対しているとそれだけで使われる語数とか。
つまり専業主婦と営業マンという組み合わせはアブナイ、と。わかります?
「話を聞いてほしい」のです。
もっと言えば、「かまってほしい」のです。
男がやるべきこと、それは大半の男にとって、たぶんとても苦手な「かまう」こと。
しかも頻繁じゃなくてはいけない、と。
どのくらい頻繁か?
それがなんと・・・
なんとなんと、10分に1度! だそうです。。。
ひえ~~~~~~(冷たい風がヒュー)
参りましたm(_ _)m
修行が足りませんでした。
岩沼市 「千年希望の丘」 植樹祭
『 岩沼市「千年希望の丘」植樹祭
~みんなでつくうう!いのちを守る森の防潮堤~ 』
に参加してきました(6月9日)。
友人の日置道隆さん(輪王寺住職)らが中心となって
準備に準備を重ねてきたビッグイベントです。
●震災で発生したガレキ(再生資源)を活用して丘を築造し植樹することで、
津波の威力を減衰・分散させる!
●避難場所や生物多様性の拠点として、減災に取り組む!
●市民一人ひとりの思いや祈り、数々の教訓を千年後の子供達に残す!
<一緒に参加した仲間たち>
当日は4500人という主催者の予想を大幅に上回る参加者でにぎわいました。
歌手の倉木麻衣さん、くまもん、デューク更家さんが
応援に駆けつけてくれていました。
ハモコミ通信2013年6月号②
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<まちネタ おかわり>
◎ ネズミは何が好き
私たちは様々な常識の中で生活をしています。
しかし、その常識が間違っている場合はないのでしょうか。
ネズミは猛烈な雑食で知られます。
漫画やアニメなどの描かれる「チーズにネズミが食いつくシーン」は、誰もが信じる常識でしょう。
ところが実際には、ネズミはチーズを口にするどころか「積極的に避ける」という実験結果が出ているといいます。
ネズミは嗅覚が発達しているため、「強い発酵臭が苦手なのではないか」などと推測されますが、真相は不明です。
ネズミがチーズを避けるという事実は、実験によって確かめられました。
私たちの業務でいえば、上司や先輩からの伝達だけに頼らず、自分でチャレンジをすることが、仕事においては大切だということです。
常識や思い込みに捉われず、まず自分で確かめ、自分で行なうことが大事です。
その姿勢を持つことが、己を成長させる一番の方法だといえるのです。
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これは意外でした。子どもの頃、アニメ「トムとジェリー」はよく見てましたから。
仕事上での思い込み・・・、何だろう?
マクドナルドはハンバーガー屋さんだと思ってましたが、実は不動産業だ、と言った人がいました。
街中のいい場所に土地を確保し、フランチャイズ加盟店に貸し出すのですからね。確かにそうも言えますね。
◎ 喜びが人を変える
ちょうど100年前に、小説『少女パレアナ』は出版されました。
アメリカの児童文学作家のエレナ・ポーターの作品で、両親を亡くした11歳の少女が、ひねくれた大人や傷心の大人たちを次々に変えていくという物語です。
パレアナは牧師の父親に「どんなことにも、嬉しいところがないものは一つもない」と教えられていました。
そこで、義理で引き取った叔母さんから冷たくあしらわれても、パレアナは喜ぶところを探すようにするのです。
また孤児院の子供や慰問先の病人など、町で出会う人ごとに「なんでも喜ぶ」というゲームを教えていきます。
クライマックスは、事故に遭って両足が使えなくなることを知ったパレアナが、苦しみの最中で、かつて元気に歩き回った足があったことを喜ぶ場面です。
会社経営でも、人生でも、その人の心が境遇をつくるのです。
一見ネガティブな境遇でも、喜んでいると良い方向に展開します。パレアナを支えていたのは、「喜ぶ」という意識でした。
喜びは人を強くするものなのです。
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先ほどの貧乏ゲームに通じるものがありますね。感情ではなく意思としての喜び、ですね。
先日古市佳央さんという方の講演を聞きました。全身の41%を火傷してしまい、死にたいと思った16歳の少年。
人との出会いによって大きく考え方が変わり、以前の自分より今の自分が好き! 喜びを人に与えたい! と。
講演CDを差し上げます。ご希望の方はご連絡ください。実体験から来る話だけに迫力があり真実に満ちています。
◎本田健さん講演会のご案内◎
本田健さんと言えば、やはり一番有名なのは「ユダヤ人大富豪の教え」でしょうか。
マンガ版やパート2も出てますね。
アメリカで出会ったその大富豪から学んだこと、そしてそのとてもユニークな体験は刺激的なことばかり。
著書累計は500万部を突破といいますから、大ベストセラー作家でもありますね。
そんな本田健さんの講演会が仙台で行われるということで、とりあえず10枚キープしました。
◆ 本田健講演会 『大好きなことをやって生きよう!』
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日 時:8月4日(日)開場12:00 開演13:00~16:00
会 場:電力ホール(仙台市青葉区一番町3-7-2)
参加費:前売3000円、当日4000円
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本田健さんの講演会とあれば3000円でも十分安いと思いますが、ハモコミ読者には、ご愛顧に感謝し、2500円でお譲りします。遠慮なくおっしゃってくださいね。
主な著書
「ユダヤ人大富豪の教え」
「きっとよくなる!」
「大好きなことをやって生きよう!」
「幸せな小金持ちへの8つのステップ」
「就職する前にしておきたい17のこと」
「40代にしておきたい17のこと」
「50代にしておきたい17のこと」
「60代にしておきたい17のこと」
「ビジネスゲームから自由になる法」
ハモコミ通信2013年6月号①
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今月はご紹介したい「まちネタがたくさんありますので、いつもよりボリュームアップでお届けいたします。
◎ 世の中は行き詰らない
「君、人に熱と誠があれば、何事でも達成するよ。
よく世の中が行き詰ったと言う人があるが、これは大いなる誤解である。世の中は決して行き詰らぬ。
もし行き詰ったものがあるのあらば、これは熱と誠がないからである。
つまり行き詰まりは本人自身で、世の中は決して行き詰るものではない。熱と誠をもって十分に学術を研究したまえ」
☆☆☆
日本の近代医療の礎を築き、世界の医学史にその名を残した細菌学者・北里柴三郎。
38歳の柴三郎を訪ねてきた荒木寅三郎(のちの京都帝国大学総長)に対しての励ましの言葉だそうです。
熱がないと運命はこじ開けられず、誠がなければまかり通らない。
誠を通す熱、熱、熱!
自動車産業を国家の重要な輸出産業に育てようとしていた通産省は、1961年特振法によりトヨタ、マツダ、日産以外の四輪車参入を制限しようとしていました。
それまで二輪車しか作ってなかったHONDAの創業者本田宗一郎氏はそこでどう考えどう行動したか?
「特振法とは何事だ。おれにはやる権利がある。既存のメーカーだけで自動車をつくって、われわれがやってはいけない法律をつくるとは何事だ。
自由である。
大きなものを永久に大きいと誰が断言できる。
歴史を見なさい。新興勢力が伸びるに決まっている。そんなに合同させたかったら、通産省が株主になって、株主総会でものを言え・・・・うちは株主の会社であり、政府の命令で、おれは動かない」
まさに熱と誠で行き詰まりを打開したわけですね。
◎ 人生はすべてゲームだ
私は小学校五年生の頃からガールスカウトに入って、そこで「人生はゲームである」と教わりました。
ゲームは楽しむもの、だから貧乏もゲームの一つ。
子ども達には「終ったあとで“もっとしたかった”と言っても戻れないから、いま貧乏ごっこをしっかり楽しもうよ」って言って笑って通り抜けました。
☆☆☆
全国的な塩糀(こうじ)ブームの火付け役「糀屋本店」。
大分県で320年続く同社の長女として生まれたのが浅利妙峰(みょうほう)さん。貧乏のどん底というほどではなかったものの、カレーの中に肉ではなくこんにゃくを入れてしのいだような時期もあったと言います。
その頃、5人の子ども達に言って聞かせた言葉のようです。
①現状を常に肯定し、②何事にも明るく対処する力
成功者にほぼ共通するスタイルのように感じますね。
ハーズバーグの動機づけ・衛生理論 ②
ハーズバーグが提唱した『 職務満足および職務不満足を引き起こす要因に関する理論 』
についての2回目です。こちらをご覧ください。
⇒ http://iki-sangyo.co.jp/?p=log&l=318716&c=2495
見方はこんな感じです。
「自分の働きいかんによって目標が達成されるかどうかが決まる」という状況において、
人は仕事への大きなモチベーションを持つ、というのが一番上の棒グラフの意味。
一方、「経営方針が悪いと大きくやる気が失われる」というのが上から7番目の棒グラフの意味です。
この2つを組み合わせて考えてみましょう。
動機づけ要因として達成要因を利用して過度な目標設定を掲げたりすると、経営方針への不信により、やる気が失われる、といったことが想定できますね。
経営方針は、それぞれの部署の方針と読み替えることができると思います。
管理職として自分の職責の中で対応できることは全て実行したいものです。
緑綬褒章おめでとうございます
なんと日本国天皇からの表彰なんですね。これ以上のものはありません!
「多年自ら進んで社会奉仕活動に献身した」とあります。
どのくらいか、といいますと、47年間で53000ページの点訳を行ったということです。
今はパソコンで打ち込むと自動的にプリントされるものがあるそうですが、
それのない時代、コツコツと毎日続けてこられたのです。
6つの点で1文字。最近は顔文字とか様々な記号が増えて、でもそれに対応する
点字が全部あるそうです。
いずれにしても1ページ完成するのに熟練の村上さんをもってしても15分くらいは
かかるそうです。
そして1文字でも間違いがあると、数ページにわたって打ち直さなくてはならない、
というのが点字の大変さです。
私だったら、仮に始めたとしても、何度か打ち直しを経験した時点でやめたことでしょう。
全国で50000ページ以上達成された方は4名だけなのだそうです。
長く続けることができたコツをお聞きしました。
それは好きな本を選んでやること、だそうです。
一番最初に点字図書館から依頼されたのは「白い巨塔」。
上下巻のこの本、上巻をやった段階であまりの内容のひどさ(人間的モラルの低さ)
に点訳すること自体が嫌になり、下巻は丁重にお断りしたのだそうです。
以来、自費で子ども向けの絵本を買って、いい話だなぁ、ぜひ読んでほしいなぁ、
と思ったものだけを点訳するようにしているのだそうです。
だから毎日点訳しながら感動の涙を流したりして、楽しく続けてきたのだそうです。
村上さんは、若いころから全身性エリテマトーデスという難病に苦しんだ方です。
しかし、負けず嫌いの村上さん。
並々ならぬ努力でその病気と付き合いながら見事司法書士の資格を取り、
自宅で司法書士事務所を開業してしっかりと自立されてこられたのです。
ご自身の闘病体験を綴ったものが『ありのまま文学大賞』を受賞され、
それを読ませていただきました。
あまりの大変さに驚きました。こんな苦しみを抱えた世界があるのか、と。
この病気を抱えながらちょっとした仕事をするだけでも大変なわけです。
村上さんは司法書士のお仕事ももちろん立派にこなし、スキマの時間を利用して
点訳ボランティアにいそしんでこられたのです。
村上さんの褒章はまさに天からの授かりものですが、
私には、もうひとつ大きな授かりものがあるよう見えます。
それは村上さんのお顔。
長年の薬の服用でムーンフェイスになっちゃっているの、とおっしゃいますが、
とても品があって活き活きと輝いていらっしゃいます。
やっぱりこれですね! 品性のあるお顔。
これまでの人生が寸分違わず映し出される鏡のようです。
ちなみに村上さんとの出会いは一番上の行のPDFをダウンロードをしていただけると
わかります。
朱鷺の島
年に1回は出張で訪れる佐渡。
今年も心地よい風が吹いてました。
風に乗ってくる匂いがイイんだなぁ、これまた(^O^)
ここ数年落ち込んでいた佐渡の観光客は、各種スポーツ大会の実施と朱鷺関連施設の充実などにより、やや持ち直し傾向にあるそうです。
普通の観光マップには載ってないようですが、手つかずの自然を代表するものとして、天然杉の森も隠れたブームとか。
往復の佐渡汽船も楽しめます。特に5月、6月がいいそうですが、イルカの群れに遭遇する確率が非常に高いです。
この時期に限定して考えると、天気のいい日の直江津~小木航路は8割くらいの確率で見れてます。
今年は過去最高!
あっちでもこっちでも、集団で狩り小魚を囲い込む狩りを行ってました。
群れの数は50ではきかなかったでしょう。
フェリーに近寄ってくる群れや追いかけてくる群れもいて、とってもかわいいですよ。