記憶の寿命~エビングハウスの忘却曲線とラッセルの効果的復習法~
では、どんなタイミングでどの程度やれば効果的なのか?
教育心理学者P.ラッセル氏によると以下がその望ましいパターンだそうです。
◆45分間の学習につき
復習1 10分後に 5分間
復習2 1日後に 5分間
復習3 1週間後に 3分間
復習4 1ヵ月後に 3分間
復習5 6ヵ月後に 3分間
たった19分の復習! やるかやらないかだけ。
教育だけの話ではありません。仕事に応用しましょう。
ところで、この実験は、何の脈絡もない言葉を覚えた場合、となっています。
意味づけがしっかりしており、本人にとってとても大切だと腑に落ちている場合ば別でしょう。
記憶の寿命は更にあがるはずであり、伝える側は、そういう面での工夫も同時に求められますね。
●。〇。●〇。ごあいさつせんべい●〇。●。〇。
気持が「ぐっ」と伝わります。
贈り物にもひと手間加えてみてはいかがでしょうか。
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2ケース以上のご注文で
正面シール部分に黒一色でお名入れできます。
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2014年は、平和記念公園から
昨年は大変お世話になりましてありがとうございました。
さて、東日本大震災を体験した者として、遠方の人によくこんなことを語っていました。
「同じ日本人として、自分事として、ぜひ被災地を見に来てください」
他人事ではなく自分事。
これはとても大切な考え方だと思っています。
なのに、そう言っている自分がヒロシマに一度も行ったことがない!
昨12月の那覇マラソンアフターツアーでは、伊江島というきれいな島で、戦争の爪痕をしっかりと見てきました。今回の広島家族旅行は、まるで導かれるように決めたこと、と言ってもいいのかもしれません。
慰霊碑の前では自然に涙が溢れてきました。
資料館は1月2日から開館しており、正月とあって団体さんも少なく、じっくり見ることができました。感じたことを家族みんなでレンタカーの中で話し合いました。
戦争をなくそう、と口で言うのは簡単ですが、では自分に何ができるのでしょうか?
まずは知ること。
子ども達にもその機会を与えること。
戦争に至る道は、単純ではありませんが、経済問題がかなり大きいと思っています。
小規模ながら一経済人としては、しっかりと商売を行って社員を路頭に迷わさないことがまずは最低条件。そして、商売を続ける中で、少しでも幸せの種を世の中に蒔くこと。
ごくささやかながら、新年にあたり、平和を祈念し、先人たちに恥じぬようしっかり仕事をすることを決意しました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ハモコミ通信2014年1月号
今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。
◎ 自己維新
自分自身を維(こ)れ新ためるというのが自己維新。
そのためにも今年は全社員に二つのテーマを掲げました。
ひとつは、「匠」 になるということです。
匠というのは 「最高の仕事をする人」 です。
匠という言葉は日本らしい言葉ですね。匠とはどういう人か。経営指導の第一人者、田辺昇一さんから教わったことがあります。
「伸びている会社にはね、必ず匠が何人もいる。何人匠がいるかで決まる。匠のいる会社は発展している」
そして、その匠という人は「3つの念」を持っているといいます。
1つ目は「執念」です。
成功するまではやめないという執念。なさずんばやまず、という強き思いです。完成させるまでは何があってもやり抜くという心です。いい加減に仕事をしている人は匠にはなれません。
2つ目は「丹念」です。
丁寧。真心を込めるということです。仕事に手抜きをしないことが丹念です。
3つ目は「情念」です。
情のある人ってどういう人を思い浮かべますか?
思いやりがある人。愛情が深い人。
思いやりがないといい仕事はできません。コミュニケーション能力ともいえます。コミュニケーション能力というのは、人間だけのことではありません。情報も機会(チャンス)も、この能力がないとキャッチできません。
それぞれの社員が匠になったらすごい会社になります。
全社員がそれぞれの部署で匠をめざしたいものです。こんなすばらしい仕事をする人はいない、というくらいに。
自己維新するためにもうひとつ大事なことは「与える人になる」ということです。
会社が何かしてくれないとか、そんなことばっかり言っている人は子どもと同じです。
ケネディという大統領が言いました。
「国家が自分に何をしてくれるかを問うな。自分が国に何ができるかを問え」これはものすごく大事なことだと思います。
会社が何かしてくれないという人ばかりいる組織は衰退していくんです。自分が所属している組織のために何ができるかと考える集団が発展していく。
自分が周りの人に何が与えられるか。その視点を持つことがすでに維新です。
(メルマガ 「致知出版社社長の小さな人生論」 より抜粋)
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<コメント>
まず、自己維新という言葉が新年らしくていいですね。
匠と聞くと「技能士さんの最高峰」というイメージが強かったです。「最高の仕事をする人」 なら分野を問わず、すべての職業人が目指すところという感じです。
執念を持って、丹念に、情を持ってやり抜く!
「与える人」 というのもその通りですね。
震災以降、自分の大切な時間やお金を「被災地復興のために」 など、誰かのために差し出す人が増えたと感じています。
寄付や奉仕活動をする人ももちろん「与える人」。
目の前にある仕事を、匠を目指して取り組む、ということも「与える人」の行いのひとつと言えましょう。自己維新であると同時に、社会全体の力を底上げするパワーとなりそうです。
第2回 「読んでるよ」 アンケート ご協力のお願い
このハモコミ通信、どのくらいの人が読んでくれているかなぁ、と気になっています。
昨年3月にお願いした際には、139名もの方々が回答をお寄せくださり、勇気とヤル気をいっぱいいただきました。本当にありがとうございました。
( 前回の結果はコチラ ⇒ 検索 『 ハモコミ通信アンケート 』)
ずうずうしいお願いではありますが、メール(info@iki-sangyo.co.jp) にてこの『読んでるよアンケート』 にご協力いただければとってもとってもうれしいです。
決まった書式も何もありません。
① 「何度か読んだことがあります」
② 「半分近くは読んでます」
③ 「ほぼ毎回読んでいます」
番号でOKです。もちろんひと言添えていただけると更にうれしいですが。
昨年中は大変お世話になりました。
今年も「ツールでスイッチON」仕事現場が生き生きするツールは何か? と問い続け、商品提案によってその答えを出し続けていきたいと思っております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ハモコミ通信2013年メール版総集編
↑プリントしてご覧になりたい方は、上の画像をクリックしてください。
PDFファイルがダウンロードできます。
今年一年、弊社配信の「ハモコミ通信」をご愛読いただきまして
ありがとうございました。
こちらは、ハモコミ通信のメール版(月2回配信分の2回目)を
1年分まとめたものです。(画像は2013年1月分)
「ダウンロード」しますとPDF画像で1年分をご覧いただけます。
この中のひとつでもコミュニケーションのネタになれば幸いです。
株式会社壱岐産業
社員一同
沖縄の風 ~NAHAマラソン~
平和祈念公園やひめゆりの塔を中心とする、那覇市、南風原町、八重瀬町、糸満市、豊見城市の南部5市町を通る42.195kmのコース設定となっています。
参加者25,000人のうちの1人として、今年で2回目のNAHAマラソンを楽しんできました。
冒頭の写真は、一緒に参加した仙台ゾウ・プロジェクトのメンバーと、交流会を共に楽しんだ台湾からのランナーたちです。
NAHAマラソンの最大の特徴は、沿道の皆さんのOMOTENASHI!
この写真をよく見ていただけますか?
のぼり旗を持っている女性のお盆には、ミカンと黒糖、隣の男の子はウィダーゼリーと冷却スプレー、隣の女の子も冷却スプレー、その後ろの女性もウィダーゼリーと冷却スプレー、肩車のおじさんもミカン・・・
このように応援しながらの私設エイドステーションが、42.195㎞切れ目なく延々と続いているんですよ!
本当に頭が下がるし、ありがたくて涙が出てきます。
これは言われてできることじゃないと思います。
沖縄の人たちの普段の温かさがそのまま出ているのだと思います。
30㎞あたりはランナーにとって一番つらいところなのですが、そこには、こんなメッセージボードを持った女性が立っていました。
「ツライのはあきらめてない証拠! ファイト!」
ん~ん、実にランナーの心をくすぐる名ゼリフでした。
そんな素敵な温かい風を感じながら、今回も何とか完走することができました。
そしてもう一つ忘れてならないのは、この写真のように我々を応援してくれる沖縄の仲間たちの存在です。
ハーフ地点で私たちの特設エイドをしてくれた宮里一さんとそのお仲間です。
説明が長くなるので詳細は割愛しますが、沖縄のランナーの皆さんとは行ったり来たりの交流が続いています。
そんなつながりのうれしさが旅の楽しさを倍増させてくれました。
ハモコミ通信2013年12月号
▲クリックして拡大画像でご覧下さい。
今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。
◎ 職場は家庭の延長ある日のNさんと部下のやりとりです。
「A君、今日提出する報告書はできているか?」
「できてません」
「B君、ここに置いていた書類を片付けたのか?」
「私は知りません」
「C君、先日君に頼んだアポはとれたかい?」
「私は聞いてませんけど」
「D君、この前言っていた販路はどうなった?」
「僕そんなこと言いましたか」
Nさんの部署はこのところ士気が上がらず、業績も下降気味です。部内でのやりとりを聞いていた先輩が、Nさんにこう声をかけました。
「職場も家庭も一緒と昔から言うが、夫婦の仲はうまくいっているのかい?」Nさんはドキッとしました。
部下たちの言葉が、家で妻に言われる言葉と一緒だったからです。《 このくらいはわかるだろう 》という横着さが顔を出し、きっちり確認しなかったことをNさんは反省しました。
妻にも部下にも、その時その場で気づいたことを伝えるようにした時、家庭も職場も風通しが良くなっていったのです。
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《 このくらいはわかるだろう 》という横着が顔を出し、というフレーズ、グサリ響きました。
言葉を惜しまない、気遣いを怠らない、わかっているようでできてないことばかりです。
◎ やられたらやり返す
今年大ヒットしたTBS系列のドラマ「半沢直樹」は、「やられたらやり返す。倍返しだ」という決め台詞(ぜりふ)とともに、大きな話題となりました。
会社員のMさんも、主人公の半沢直樹が、社内外からの圧力や逆境に立ち向かう姿に、
毎週手に汗を握りながら楽しんでいました。
しかし、Mさんはある時、《 やられたらやり返すというのは、復讐や仕返しだけではなく、お礼や感謝の気持ちを伝える時にも言えるのではないか 》と思ったのです。
そして、自分の身を振り返ってみると、周囲に助けてもらった、仕事のアドバイスをしてもらった、贈り物をもらったなど、感謝をしながらもそのままになっていることの多さに気がついたのです。
今年もまもなく終わります。この一年間、職場や地域でお世話になった方々へ、
「倍返し」ならぬ「恩返し」ができるよう、感謝の気持ちを深めて新たな年を迎えましょう。
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半沢直樹から恩返しを気づくMさんは素晴らしいなあ、と思いつつ、確かにその通りだな、と思いました。
年の終わりには十分時間をとって一年をふり返るようにしていますが、年賀状やお歳暮なども利用して、しっかりと感謝の念を伝えたいと思います。
弊社では、バラエティあふれるお歳暮を取り扱っております。
よろしければカタログをご請求くださいませ!
◎「ごみでよい」
先日、ある講演会で、「ごみでよい」という言葉を教えていただきました。頭文字を縦に読むと、そう読めますね。
こんな5つの「張り」はゴミ箱にすてちゃいましょう、と。
職場や家庭の大掃除もさることながら、心と体もきれいに清め、気持ちよく新年を迎えたいものですね。
今年も1年間ご購読いただきまして誠にありがとうございました。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。