知られざる仙台、っていうとあまりに大げさすぎますが、
ガイドブックをチラ見しただけではわからない
仙台の魅力的なお店などを紹介しよう、というコーナーです。
今回、2回目の情報をアップしましたのでご覧くださいね。
知られざる仙台、っていうとあまりに大げさすぎますが、
ガイドブックをチラ見しただけではわからない
仙台の魅力的なお店などを紹介しよう、というコーナーです。
今回、2回目の情報をアップしましたのでご覧くださいね。
今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。
◎ 物の見方
人にはそれぞれ、物事に対する捉(とら)え方があります。Tさんは、捉え方の違いで、たびたび同僚と衝突していました。
周囲からは、「話がずれている」「歩調が合っていない」と指摘されます。「T君は物の見方を変えていかなくてはね」と助言してくれる先輩もいました。
疎外感を感じ、《 どうして思いが伝わらないのか 》と自問自答する中で、ある上司の一言が、Tさんに勇気を与えました。「人と見方が違うことを直す必要はない。しかし、何が違うのかを明確にすることだよ」。
人と人が寄り合えば。感性の違う人は必ずいます。一方の感性を押し付けるのではなく、また押し殺すのでもなく、多様な感性が結び合うことで、想像を超える成果が上がるのでしょう。
捉え方の相違を考慮しながら、一つの目的に向かっていくのは、集団生活の醍醐味です。対立するより、結び合うことを目指して、今以上の成果を生み出していきたいものです。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
<コメント>
言われてみればこのとおりなのですが、いざ、ずいぶん偏(かたよ)った捉え方をする人だなぁ、という人と向き合った時でもそう思えるか?
どうも私たちは、相手に変わってもらいたい、と思う生き物のようですからね(笑)。
この上司のように、大らかで的確なひと言で、人に勇気を与えられたらいいですね。
文化圏の違う人達との関係づくりは、お互いに相手を理解しようという姿勢が肝心ですね。むずかしいのは、違うようには見えないけど違う場合かもしれません。
◎常識を超えた発想
何か問題が生じた時、わずかに視点を変えるだけで、解決に至ることがあります。課題を見つけた時こそ、これまでの固定観念を見直すチャンスです。
先入観に囚(とら)われない発想を教える西洋の昔話があります。
昔、ある街に、パズル作りの名人がいました。糸を複雑に結んで繋(つな)ぎ合わせた彼のパズルは完璧で、あまりに難解なため、その国の王でさえ解くことができませんでした。
国王は、側近の巫女に、「はたして、あのパズルを解けるものはいるであろうか?」と尋ねました。巫女は「今は誰も解けません。今後解けるものが現れたら、その者は世界を手中にする人物となるでありましょう」と答えました。
それから数百年後、この地を通りかかったマケドニアのアレキサンダー大王によって、この結び目は解かれました。大王は、パズルを目にするなり剣を抜き、糸の結び目を切り離してしまたのです。
一見無謀と思える方法ですが、見方を変えれば、常識に囚われない画期的な解決策であるといえるでしょう。
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<コメント>
アレキサンダー大王じゃなく、ただの粗放者がこれをやったらどう評価されるんだろう?と思ってしまいました。
同じ言葉でも、誰が言うかで受け止め方も違い、その効果も違ってきますね。特に男性社会では実績がものを言うわけで、常に精進が求められます。
今はアイデアひとつでおもしろい仕事ができる時代。
柔軟な発想に務めたいと思います。
新米タオルソムリエの長谷川です。
現在、タオルソムリエサポーター(TSS)は9名。
TSSには、タオルに関する諸情報を教えていただくことと、
簡単なアンケートの協力をお願いしました。
さっそくアンケート結果が出ましたのでご報告です。
1.普段お使いのタオルは何枚ありますか?
●バスタオル 5.8枚
●スポーツタオル 4.3枚
●フェイスタオル 8.8枚
●ハンドタオル 5.0枚
●ハンカチタオル 10.3枚
う~ん、これだけでも興味深いですね。
ハンカチタオルの普及具合がすばらしい。予想以上でした。
TSS 9名中7名が女性ということもこの数字に影響がありそうです。
2.タオルを洗濯する際、柔軟剤を使用しますか?
はい 5名 いいえ 4名
3.2で「はい」と答えた方、よく使う商品名を教えてください
ハミング、さらさ、レノア、レノアハピネス、ソフランアロマリッチ
4.タオルを購入する際、何をポイントとしますか?
優先順位を教えてください。
①価格 ②色柄 ③ブランド(メーカー) ④ブランド(産地)
⑤質感、手触り感 ⑥吸水性(厚さ、素材)
⑤⇒②⇒⑥⇒①⇒④⇒③ という順でした。
圧倒的に1位は⑤。
誰かにギフトする場合は別なのかもしれませんが、
ブランドにはあまりこだわらない様子がうかがえました。
5.どういうタオルがお好みですか?
またどういうタオルはお好みじゃありませんか?
これについては次号でお知らせしたいと思います。
こちらもなかなか興味深い回答をいただきました。
新米タオルソムリエ@新潟県内のホテルです。
ということで、せっかくなので、ホテルタオルというものについて書いてみます。
ホテルタオルといっても、
ビジネスホテル、温泉旅館系ホテル、高級ホテル、とランクや種別によって、
或はそこのこだわりによって、使っているタオルも違ったりします。
ここでは、一般的にビジネスホテルで使われることが多い目の詰まったしっかりした
タオルをホテルタオルと呼び、その特徴をお伝えしたいと思います。
ホテル側からしますと、何度も洗濯を繰り返しても型崩れしにくくて、
色物であれば色落ちしないもの、というのが大切になってくるのは想像できるでしょう。
◎ 単糸 or 双糸
双糸は、2本の糸を撚(よ)って1本にするため、単糸のままで使うより
手間とお金はかかりますが、耐久性に優れ、毛羽立ちも少なくなります。
ただし、風合いの柔らかさと吸水性は犠牲となります。
◎ 番手
一般家庭用タオルは20番手ほどの太い糸を使うことが多いです(番手が小さいほど太い)。
ホテルタオルで使われる糸は、30番手というやや細めの糸の双糸が多いようです。
◎ 撚りの強度
甘撚り、という言葉を聞いたことがありますか?
撚りの少ない柔らかい糸のことで、手触り抜群です。
良い糸を使わないと、毛羽立ちや洗濯による糸の細りが気になります。
ホテルタオルは、一般的に甘撚りの反対、強い撚りで耐久性を重視します。
◎ 染め
色物の場合、色落ちしにくいことは当然求められますね。
ホテルタオルは、染め抜き技術の中でも色落ちしにくいと言われているスレン染めが多いようです。
◎ 名入れ
ジャカード(jacquard)織機では、様々な複雑な模様を織り上げることができます。
ホテル名も凹凸によって表現されていますよね。
ちなみにジャカード織機の発明者ジョセフ・マリー・ジャカール(フランス人)は、
当時の児童労働の解放を願って開発したと言われています。
そして実際、この機械の発明によって、児童は機織り労働からは解放されたのですが、
職を失い、より危険な労働へ狩り出されたというのです。
こんにちは、新米タオルソムリエです。
さっそくですが、前号の続きです。
「買ったばかりのタオルは水を吸わないんだよね」
について考えてみたいと思います。
実は私もそう思っていました。そして実際そういうタオルも多いのです。
でも、そうではないタオルもたくさんあるのです。
おろしたてのタオルが吸水が悪い理由は主に2つです。
■その1 「糊抜きされていない、或は糊抜きが不十分」
綿花から糸として紡ぎ、タオルとして織り込まれる過程において、
摩擦熱に耐えられるように、糊付けというのを行います。
国産タオルの場合は、ほとんどは織りあがった後、糊抜きという工程があります。
産地ブランド品として愛媛今治や大阪泉州のようにロゴマークがついているタオルは、
間違いなくそのあたりはしっかり行われています。
ところが、糊抜きで洗ってしまうとパイルがあっちこっちを向いてしまいます。
それを気にする場合、糊抜きしないことがあるようです。
購入の際、あまりにパイルがきれいに揃っているようなタオルは、
最初のうち吸水が悪いことを覚悟した方がいいでしょう。
■その2 「柔軟剤が添加されている」
売り場では手触りで選ばれることが多いため、
なるべく柔らかいタオルであることを表現したいわけです。
糸そのものの質と織り方の工夫によって柔らかさを出すのではなく、
手っ取り早く柔軟剤でごまかそう、というものもあるのです。
柔軟剤を使ったタオルは、柔らかさと引き換えに、吸水が悪いタオルとなります。
ところが、最近のナノテクの柔軟剤は、吸水力が落ちずに柔らかさを出すので、
タオル本来の柔らかさかどうか、売り場での判断が難しいのみならず、
購入後もしばらくはわからないのが現状です。
ところが、そういうタオルは、10回くらい洗濯すると急に吸水力が落ち、
ごわごわになると言われています。そのような経験はありませんか?
その他に、例えばオーガニックコットンのタオルなどは、
そもそも油抜きされていないので、50回くらい洗濯しないと
満足のいく吸水にならないと言われています。
値段は少し高く感じられるかもしれませんが、
産地ブランドのタオルはそういう点で安心できると思います。
こんにちは、新米タオルソムリエです。
そもそもタオルが大好き、という人も中にはいらっしゃいますが、
特に男性は、タオルなんて水分を拭き取ってさえくれれば何だっていいんだ、
という方が結構いらっしゃると思います。
タオルのうんちくなんかよりも、実際のところがわかればいいんだ、と。
そのとおりですね。
「水分を拭き取ってさえくれれば」
そう、そこに実はとても大切なポイントがあると思うのです。
タオルの定義は、欧米と日本で多少の違いがあるようです。
欧米ではまさに「湿気・水を吸い取るもの」がタオルであり、
従って普通の綿織物や紙も(ペーパータオル)広くタオルと呼ばれます。
必ずしも我々が一般的に想像する輪っか(パイル)のついた布じゃなくていいわけです。
日本では、元禄時代から使われ始めた「和手ぬぐい」が広く普及していたため、
欧米からやってきたパイル付の綿織物を、手拭いと区別してタオルと呼ぶようになったのです。
ちなみに、輸入されたばかりのタオルはとても高価だったため、日用品としては使われず、
主にマフラーとして使用されていたようです(明治初期ころ)。
さて、よくこんなことを聞きます。
「買ったばかりのタオルは水を吸わないんだよね」
「10回くらい洗濯すると、急にゴワゴワしてくるのよね」
「柔軟剤は使った方がいいの? 使わない方がいいの?」
いっぺんには答えられないので、何回かに分けてお答えしてみたいと思います。
9月11日のブログにタオルソムリエのことを少し書かせていただきました。
おかげさまで先日合格通知をいただき、新米タオルソムリエとなりました。
モノには作り手側のこだわりと使い手側のニーズがあり、
それを深堀する1つのきっかけとして受験しました。
そして、タオルというのは単に水分を拭き取る布というだけでなく、
生活の中のちょっとした癒し、という役割もあると思われます。
現に、タオルソムリエになったことを告げると、
「私タオル大好き」という女子が結構いることに驚きました。
資格を取ったというだけではまったく意味をなしません。
ここからが本番です。
洗濯をしない私より、そしてお肌が敏感な女性の方が、
タオルについてさまざまなこだわりを持っていると思われます。
タオルになにがしかの思い入れをお持ちの方に、
タオルソムリエサポーターになっていただき、
生活に密着したタオル、そしてギフトとしてのタオルについて、
深めていきたいと思います。
乞うご期待!
今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。
◎ 一笑一少
中国に「一怒一老、一笑一少」という格言があります。人は一度怒ると一つ老い、一度笑うと一つ若返る、という意味です。
人は笑うと、顔面の筋肉がゆるやかに動くのに対し、怒ると多くの神経と筋肉が、異常な緊張をするそうです。
「怒りが寿命を縮める」と言われる所以(ゆえん)でしょう。
その良き証(あかし)が、長寿者に共通する童顔のような微笑みです。反対に、すぐにキレる人やイライラの見本のような人もいます。
たとえば、乗り物の中で足を踏まれたりして、相手を怒鳴りつけているような場面に遭遇することがあります。また、順番待ちをしている時など、前の人がモタモタしていると、背後から「チッ」と舌打ちをする人もいます。
こうした怒りは、状況をますます険悪にするだけでしょう。ストレスがたまりやすい現代社会、怒りの感情をうまくコントロールしたいものです。
もし険悪な場面に遭遇しても、自分が潤滑油になって周りの人を喜ばせたり、ユーモア精神を発揮して、和やかな空気を作り出せればどんなに良いでしょう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
<コメント>
自分のことだけを考えたとしても、笑った方が若くいられるわけですから、怒りは極力抑えたいものです。怒りは二次感情。コミュニケーション技術として制御できるのです。(日本アンガーマネジメント協会)
まして、私たち一人ひとりは、社会を明るくしていく役割を担ってます。自分からまき散らさないのは最低条件ですね。
ユーモアのセンスで和やかな空気を作るのは上級編。これを自在にできるようになりたいものです。
◎何かいいこと
中堅社員のSさんは「ありがとう」「ありがたい」と、物事を受け止めるように心がけています。きっかけは、若い頃に世話になった先輩の言葉でした。
入社して三年が経った頃、仕事のミスが続きました。プライベートでも友人との関係がギクシャクし、「何かいいことないかなぁ」が口癖になっていました。
しかし、状況が好転することはなく、言葉とは裏腹に、良くないことが続きました。ある時、H先輩から「《何かいいことないかな》と思う時は、当たり前のことに感謝ができてない時だよ」と言われました。
「毎日ご飯が食べられる、家族が健康で過ごせている、普通に仕事ができる、そうしたことは、実はあたり前じゃないよ。そう思えない時は、恩返しのつもりで、コンビニの募金でもしてくればいいよ」
自分が受け身の姿勢だったと感じたSさん。先輩の助言を心に留めながら、身の回りの出来事を感謝して受け止めることで、状況が好転していったのです。
現状とは、自分の心が生んだ結果でしかないのかもしれません。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
<コメント>
最後の一文、強烈パンチですね。そのとおりとはいえ、キビシイ。
でもむずかしく考える必要はないのかもしれません。このコラムのように、当たり前のことに感謝することは誰でもできること。それをひたすら実践することによって現状が変わる、と、まずは信じてやり続ければいいのでしょう。
疑いをもって何もしないより、やってみて結果を天にゆだねるようにしてみます。
的外れ
とある温泉街をぶらり散歩していたら、輪投げ、射的、手裏剣などといった遊びで景品がもらえるコーナーがありました。珍しくもアーチェリーがあったのでやってみました。たった5mほど先の的なのに10回中3本しか当たりませんでした。
的外れといえば、実は英語の「罪」という言葉には、的から外れている、という意味があるというのを聞いたことがあります。
そこで結びついたのが、ガンジーの「7つの社会的大罪」です(飛躍しすぎ?)。
「理念なき政治」「労働なき富」「良心なき快楽」「人格なき学識」「道徳なき商業」「人間性なき科学」「献身なき信仰」
今の日本にいっぱいみられることだなぁ、と思いました。もちろん私たちがその担い手です。他人ゴトではありませんね。せめて道徳心・倫理観のある商売をしていきたいと思います。
これを自分の人生にあてはめるとどうでしょう? 偉大な人がたどりついた言葉には時代を超えた普遍性がありますね。
身近なエコが学習できるエコロジーカードゲーム
・身近にできるエコ活動(ECOカード)と
・環境破壊につながる気を付けなければいけないこと(EGOカード)、
・エコ技術(SUPER ECOカード)
を用いて、ゲームを行いながら知識を深めることができます。