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米谷仁「おバカ販促」という本より ③

  • 米谷仁「おバカ販促」という本より ③

 

「ハッピーエンドから考える」というフレーズがなるほど、と思いました。

 

チラシを作る時「まずどう行動してほしいか」から考え、そこを強調するというのです。

 

例えば、

「電話やFAX、メールで問い合わせをしてもらう」

「ホームページに立ち寄ってもらう」

「来店してもらう」

などなどです。

 

その際、その行動をする際の不安要素を極力取り除いてあげることにより、

反応率がグッとよくなるとのこと。

 

アクサダイレクトという保険会社のCMだと、感じのいい女性が電話応対している様子が

伝わってきますね。ああいう雰囲気をチラシでもスペースを割いて必要だ、ということ。

 

笑顔の女性の写真、最低でもイラストは入れましょうとのことでした。

 

 

2015.05.28:壱岐産業:[事務局ノート]

米谷仁「おバカ販促」という本より ②

  • 米谷仁「おバカ販促」という本より ②

 

この本で一貫して著者が言っていることの1つに、

人は誰しも売り込まれるのがイヤ、特に自分に関係のないと思われるものの広告、

これは嫌われる、と。

 

コメント不要、そのとおりですね。

それでも伝える側はなんとかして手持ちの情報をしかるべき人へしっかり伝えたい。

では、どうするか?

 

ざっというとそのせめぎ合いにおける基本的な考え方や手法が書かれている本なのです。

 

まずは事例その1

 

街頭でチラシ配りをする場合、

ポケットティッシュなどがついていると一応受け取ってもらえますが、

実はそうでなくてもかなりの確率で受け取ってもらえる方法がある、というのです。

 

実はこれ、私自身も体験済。間違いありません。

 

それは、号外新聞”風”チラシ、という形をとっての配布です。

 

用紙のサイズや質感も重要。そして紙面の構成もそれっぽく仕上げます。

そしてスタッフジャンパーを着て配る、というのも重要だ、と言います。

 

いかがでしょうか?

論より証拠、ぜひトライしてみてください。

 

 

新幹線の文字ニュースの中でも、号外ニュース、という言葉には何だか読まなくちゃ損、

といった緊張感(?)が生まれますものね。

2015.05.21:壱岐産業:[事務局ノート]

米谷仁「おバカ販促」という本より ①

  • 米谷仁「おバカ販促」という本より ①

 

友人でもありビジネスパートナーでもある米谷仁さん。

週に最低1回は会っているので、今もっとも接触頻度が高い人物と言えます。


さて、その米谷さんが出版社商業界から依頼され、

これまでの仕事人生の集大成として手掛けてきた事例を、

これでもか、と満載した渾身の初著作がこの写真の「おバカ販促」です。

 

米谷さんにデザイン編集していただいた弊社の名刺(1つ古いバージョンですが)も

掲載されています。

 

アマゾンで購入できますので、よろしければぜひ買って読んでみてくださいね。

次週より、少しずつこの本から学び取れることをまとめてみたいと思います。

 

2015.05.13:壱岐産業:[事務局ノート]

二宮尊徳という人物

  • 二宮尊徳という人物

 

連休を利用して、神奈川県小田原市にある二宮尊徳記念館に行ってきました。

小田原は相模湾に面した箱根の玄関口。

温暖な気候で交通の要所、栄えることが約束された地という感じを受けました。

 

さて、二宮金次郎、のちの二宮尊徳とはどういう人物だったのでしょう。

私は、弟子の福住正兄(ふくずみまさえ)氏が著した「二宮翁夜話」のCD版を

何度も何度も聞いていましたが、やはり記念館ではこれまで知らなかった情報を

たくさん知ることができました。

 

二宮金次郎といえば、誰しも背中に薪を背負いながら書を読む小さな少年の彫像を

思い描くことと思います。

やりたいことも我慢してひたすら勤勉に農作業をするというイメージ。

 

 

 

ところが実際は大きく2つの点でそのイメージとはずいぶん違います。

 

1つ目は体の大きさ。大人になった金次郎(改め尊徳)は、身長185㎝の大男。

再建の神様と呼ばれた男に相応しい風貌だったのです。

 

最初の写真が記念館の脇にある尊徳の生家で、実物大の銅像が立っていました。

実にエネルギッシュで苦難をものともしないたくましさを感じました。

 

氏の教えは報徳仕法としてまとめられ、至誠・勤労・分度・推譲を基本としています。

推譲という言葉がわかりにくいと思いますが、働きによって生まれた力やお金を

自分の将来や社会に譲ること、という意味だそうです。

 

幸田露伴の幸福三説(惜福・分福・植福)を1つの言葉で言い表したような

ニュアンスが感じられます。

 

分度は大切としながらも、決して欲を否定してはおらず、むしろそれをエネルギー

として励むことを推奨したのです。これが2つ目のイメージギャップの点です。

とても実際的かつ成功する考え方で、今に通じるものがあると思いました。

 

小田原市民にどの程度この報徳仕法が浸透しているかはわかりませんが、報徳タクシー

とか、報徳観光など、報徳という名前のついたものをあちらこちらで目にしました。

利用して実感すればよかったなぁ、と思いました。

2015.05.07:壱岐産業:[事務局ノート]

ハモコミ通信2015年5月号

  • ハモコミ通信2015年5月号

今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。


 

◎ 完結力と後始末

 仕事をする上で、いくら良い企画であっても、成果に結びつかなくては意味がありません。そのためには、成果を得るまで緊張を緩めないことです。

 Tさんは、企画力が抜群で、仕事の手際も良いのですが、完成間際で失敗することがあります。要領がいい分、最後に気を緩めてしまう癖があるからです。

 そのようなTさんの仕事ぶりを見て、先輩が、ある助言をしました。それは、後始末を徹底することでした。

 半信半疑だったTさんですが、まずは退社時に机を片づけることから始めました。散らかり放題の机を見て、一日の仕事ぶり、後始末の悪さを痛感しました。

 その習慣を続けることで、Tさんは少しずつ、緊張感を持続できるようになりました。それが、結果的に、業績の向上につながっていったのです。

 後始末は、①物や道具への感謝、②物事の区切り、③次のスタートの準備であると共に、物事を完結させる力を養う訓練にもなります。

 生活の一場面ごとの後始末をしっかり行ない、物事をやり遂げ、成果をつかむ力を養いたいものです。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

<コメント>

 自分がTさんの上司だったら、どのようなアドバイスができただろうか、と思って読みました。

 Tさんとこの上司の間には、かなりよい信頼関係があるのでしょう。半信半疑ながらも、やろうと思い、実行し続けたわけですから。

 後始末がしっかりできてない人からは、確かに、なんとなく危うい印象を受けてしまいますね。

 身の回りの物の整理整頓はもちろん、いただいた名刺、手帳に書き留めたメモ、計画したことなどなど、後始末が必要な場面は限りなくありますので、しっかりとやっていきたいものです。

 


 

◎ 南州翁の教え

 明治二十三年、旧庄内藩では、西郷隆盛の遺訓集『南州翁遺訓』を作成しました。その遺訓の一つに、次のようなものがあります。

 「何程(なにほど)制度方法を論ずる共、其人に非ざれば行われ難し。人有りて後(のち)方法の行はるるものなれば、人は第一の宝にして、己れ其人に成るの心懸け肝要なり」

 これは「どんなに制度や方法を論議しても、それを行なう人が立派でなければ、うまく行われない。自分がそのような立派な人になれるよう、心がけることが大事である」という内容です。

 私たちの職場には、社則や規約など、様々な決まりごとがあります。しかし実行されなければ、絵に描いた餅にすぎません。

 西郷隆盛の教えに倣(なら)って、まず自分が決めごとを守る人となって、よい社風
作りのために率先して実行したいものです。

 また、社内に掲げられている理念や社是(しゃぜ)、社訓などの中から、「今日はこの一つを実行しよう」という意気込みで、仕事に臨みましょう。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

<コメント>

 スローガンなどが、お題目だけで終わってしまっている事例は数多くあると思います。

 いろいろ原因はあるでしょうが、それをやるべき理由が全員にストンと腑に落ちてないとか、1人ひとりに自分事として捉える習慣がないとか、旗揚げをした人が本気じゃない、などが想像されます。

 「今日はこの一つを実行しよう」はとても大切な心もちですね。

2015.05.01:壱岐産業:[事務局ノート]

枇杷(びわ)との会話

  • 枇杷(びわ)との会話

 

会社の前に植えてある枇杷の木。

元は小さかったので、タイヤを3つ重ねたところに土を入れ、

そこに植えてなんの違和感もありませんでした。

 

先日、来社いただいたお客様から、「こんなに繁っていてよく倒れないね」

と言われてハッとしました。

 

確かにどんな強風が吹いても倒れなかったのですが、今後もそうとは限りません。

ずっと放っておいたので剪定が必要だと思い、休日を利用してやってみました。

気づいたことは即行即止が当社のモットーです。

 

かなり柔らかい木なので切るのも片づけるのも楽でしたが、ただ単に切るだけじゃなく、

木と会話をしながら剪定していきました。

 

何しろ、木の方からすれば、せっかく時間をかけて枝を伸ばしてきたのに、バッサバサと

切られるわけですから、面白くないと感じることでしょう。

 

だからこそ、

「あなたをいじめるためじゃないんですよ。

風が吹いても倒れないようにスリム化しているんですよ。

これからも元気にしていてくださいね」

と語りかけました。

 

隣から侵入してきた蔓が絡んでいたのですが、もしかしたら、この蔓のおかげで

強風でも倒れなかったのかな、とも思いました。

枇杷と蔓とのイイ関係、いわゆる共生型社会ができていたのでしょうね。

 

この枇杷の木には、メジロやヒヨドリが実を食べにやってくるので、

そのために存在しているようなものでしたが、あまりにスカスカにしてしまったので、

元気のいいヒヨドリはいいとして、臆病なメジロは来てくれるかな?

2015.04.30:壱岐産業:[事務局ノート]

季礼文字教室 Part2

  • 季礼文字教室 Part2

 

この度、2回目となる秋篠野友伽さんによる季礼文字教室に参加してきました。

季礼文字については、3月5日のブログをご参照くださいませ。

 

2回目となるとコツがわかるので、ちょっと練習すればお手本に近づけることは

それほどむずかしく感じませんでした。

 

しかし、お手本なしだったとしたら・・・

 

先生の落款をお借りして押させてもらいましたが、これがあるのとないのでは、

文字の落ち着きが全然違うことがわかり、マイ落款が欲しくなりました。

 

2015.04.23:壱岐産業:[事務局ノート]

メンズヒゲ脱毛

  • メンズヒゲ脱毛

 

おもしろいことにチャレンジするのが好きであることと、

たまたまここの経営者と知り合ったことで、トライしてみました。

 

脱毛にもいろいろなやり方があるそうですね。

女性の苦労は並大抵ではないな、というのが話を聞かせていただいての感想です。

 

こちら「ハイスピード脱毛フルール」さんのやり方は、

従来型のように激痛を我慢する必要がないSHR方式というものだそうです。

 

さあ、やってみましょう。

 

施術するところにジェルを塗るのですが、

それが、注射前のアルコール消毒のようなドキドキ感を加速させます。

 

そして、機械スイッチオン。

ウイーーーーン、という音が歯医者さん同様緊張感を高めてくれます。

真っ赤なライト・・・  ドキッドキッドキッ・・・

 

うう、いよいよ来るぅうううううう

 

 

アレ? 

大したことないな(●^o^●)

 

アゴなど骨の近くは結構ビリリとなりますが、それ以外は楽ちんです。

 

あとは2~3週間後の結果が出るのを楽しみに待ちます。

もっとも1回だけではそれほど大きな結果にはつながらないのでしょうけどねぇ。

 

体験だけでもやってみませんか?

http://ameblo.jp/mille-fleur24/

 

2015.04.16:壱岐産業:[事務局ノート]

本当は教えたくないツウなお店仙台

  • 本当は教えたくないツウなお店仙台

【 とんかつ編 】、【 飲食編 Part1 】、【 飲食編 Part2 】

 

お気に入りになるのにはいろいろな理由があるわけで、

今回ご紹介する3つのお店には、それぞれ個性的な光るものが感じられます。

 

2015.04.12:壱岐産業:[事務局ノート]

高齢者がメルマガで来店増!

  • 高齢者がメルマガで来店増!

興味深い話を聞きました。

小さなスーパーの取り組みです。

 

近所に大手スーパーが進出し、売上が大幅ダウンしてしまったこのお店のご主人。

もともと高齢のお客様が多かったそうですが、どうやって来店してもらおうか、

と思ったあげく・・・

 

なんと、携帯メルマガを実行した、というのです。

しかも効果絶大! 来店率35%UPだとか!

 

冷静に考えて見れば、確かにそうです。

私の母(81歳)もガラケーで孫からのメールを楽しみにしています。

 

他の情報はほとんど来ないので目立つわけです。

ただし、登録は面倒くさいし、ハッキリ言ってできません。

 

そこで、そのお店のご主人は、登録は全部一人ひとりやってあげたそうです。

そういった努力を重ねた結果、上記のような来店率となり、囲い込みに見事成功!

 

高齢者とデジタル情報という点では、他にも興味深い話があります。

ホテル・旅館の予約についてです。

 

ご存じのとおり、今はほとんど(90%くらい)がネット経由の予約だということですが、

高齢者をターゲットとした旅館も同様なのだそうです。

 

つまり、息子さん娘さんが親孝行として一緒に泊まる場合はもちろんのこと、

探す~予約までは息子さん娘さんが行い、宿泊は老夫婦、というケースも多いとか。

 

なるほど、ですね。

2015.04.09:壱岐産業:[事務局ノート]