10/6に朝日新聞仙台総局が来社し、取材を受けました。
2025年10月7日(火) 朝日新聞
「対策グッズ販売 6月以降伸長」
「販売会社「ツール有効活用を」
「クマへの警戒心の高まりを実感している」。こう話すのは、クマ対策グッズを扱う壱岐産業(仙台市泉区)の長谷川嘉宏社長(64)。6月以降、関連グッズの売り上げが伸びているという。
その一つが「エコ・ワーク」(青森県五所川原市)が手掛けるクマよけの液体「熊をぼる」だ。
「ぼる」は、青森の方言で「追い払う」。燻製と酢を混ぜたような刺激臭で、クマを遠ざける。
ハバネロの10倍辛いと言われる唐辛子「ブート・ジョロキア」から抽出したエキス「カプサイシン」を使用。携帯、設置して使う。税別で2100円~1万5730円。
次におすすめなのが、クマ撃退スプレー「熊一目散」。カプサイシン入りのオレンジ色の液体を噴射する。飛距離は約10メートル。専用ホルダー付きで税別1万2800円。
「リュックに入れずすぐ手で持てるよう身構えることが大事」という。
猟銃や爆竹の音などを出す「熊よけホーン」も有効。音量調節も可能で、税別3200円。押しボタン式で、必要な時だけ鳴らせるという。
長谷川社長は「いざという時に身を守れるツール。有効活用し、無駄なクマとのいさかいがないようにしてほしい」。
問い合わせは壱岐産業 (022・233・1776)。
クマ忌避剤「熊をぼる」、クマよけホーン、クマスプレーほか対策用品はサイトでご確認ください。