今月も街ネタを2つご用意しました。
生活に取り入れたり、仕事で生かすなどしていただけると本望です。
◎笑う門には福来る
Aさん夫妻は、2歳の子供の笑顔からいつも元気をもらっています。子供を観察してみると、いつも大きな声で笑っています。
ある心理学の研究によると、子供は1日平均400回も笑みをこぼすそうです。
一方で、成人女性の1日の笑顔の回数は、化粧品会社アテニアの調査によると、20代と30代が約15回、40代は約13回、50代は約11回と年齢を重ねるごとに減っているとの結果でした。
笑うことには、脳の働きの活性化、全身の血行促進、幸福感のアップ、筋力アップなど様々な効果があることが科学的に立証されています。
「笑う門には福来る」という諺(ことわざ)があります。いつも明るく朗らかで過ごしていれば、自ずと幸せがやってくるという意味です。
1日を明るくスタートするため朝礼の時間に笑顔で挨拶する練習を行なう企業もあります。
笑顔や明るい表情を意識して生活すると幸福感が高まり、仕事へのモチベーションアップにもつながるのです。
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<コメント>
確かに笑顔の回数は減ってますね。子供の400回は実に素晴らしい!
笑顔は伝染すると言いますから、子供と接する機会の多い大人は、笑顔の回数が多いのかもしれません。
個人的には笑顔の回数は減っても、幸福感は年を重ねるごとに増えている感じがします。
大人は様々な経験を通して、笑顔とは別の形で幸福感を得る方法を身につけて行くのでしょう。
そんな大人が笑顔の回数を増やしたら、鬼に金棒ですね。一時期、割り箸を口に挟んで、鏡の前でスマイルトレーニングをやったことはありました(笑)。
朝礼で笑顔の挨拶練習という手もあるのか…。
◎幸せのライフスタイル
今年3月に国際連合は、「世界幸福度ランキング2021年版」を発表しました。
これは、各国の人に七つの指標をもとに自分の幸福度を評価してもらうもので、今年で9回目となります。
幸福度の高い国ランキングで1位を獲得したのはフィンランド、2位はデンマーク、3位はスイスでした。日本は56位という結果でした。
人の幸福度は、その人の歩んできた人生、国の文化・風習により捉え方は様々です。
フィンランドの場合、「自分らしく生き、ゆとりのある生活をしている」という、国民共通のライフスタイルがその背景にあるようです。
私たちは、どういう時に幸せを感じるのでしょうか。
仕事や生活をする中で起きるささやかな幸せを案外見過ごしているのかもしれません。
日常で、うれしかったこと、楽しかったこと、感動したことを忘れてはいませんか。
小さな幸せに目を向けながら、その喜びの心で他者に接し、より良い人生を歩んでいきたいものです。
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<コメント>
幸福度ランキング56位とはなんとひどい結果でしょう。あまりにひどいので調査項目を調べてみました。
①人口あたりGDP、
②社会的支援(困ったときに頼れる人がいるか)、
③健康寿命、
④人生の選択の自由度、
⑤寛容さ(過去1カ月の間にチャリティーなど寄付をしたかなど)、
⑥腐敗の認識(不満、悲しみ、怒りの少なさ、社会、政府の腐敗が蔓延していないか)
この中で、自由度が64位、寛容さが92位。フムフム。
調査項目そのものが日本人が考える幸福度と少しずれている気がしますが、いずれにしても、ものごとのとらえ方はもっともっと磨いていく必要がありそうです。
当たり前のようで有難いことが無数にあるのですもの。