ハモコミ通信2021年6月号

  • ハモコミ通信2021年6月号

今月も街ネタを2つご用意しました。
生活に取り入れたり、仕事で生かすなどしていただけると本望です。


 

◎画面の外に目を向ける

Y氏は通勤で毎朝30分ほど電車に乗ります。ふと車内を見回すと、乗客のほとんどがスマートフォンの画面を見ています。

Y氏も普段、車内でスマホの画面を見ることが多く、そのため目が疲れていることを感じていました。

ある朝、普段より早めに家を出たため、一駅歩いてみました。空気は清々しく、道端にはきれいな花が咲いているなど、新鮮な発見がたくさんありました。

《 通勤電車では、いつもスマホの画面ばかり見ていたけれど、外の世界はもっと広くていろいろなことが起きている。目の前の出来事にきちんと向き合うために、通勤時にスマホを操作するのは少しの時間にしよう 》とY氏は決めたのです。

数日後の通勤時、Y氏はマタニティマークのキーホルダーをつけた女性に席を譲りました。スマホに夢中だった時には、マークを見逃していたかもしれません。

一人の心遣いによって、あたたかい空気が流れます。それは電車車内に限らず、家庭や職場においても同じはずです。

 

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<コメント>

恥ずかしながら、マタニティマークというのは初めて知りました。確かにわかりやすいマークですね。

右のヘルプマークは結構身につけていらっしゃる方が多いので気をつけています。

自分のこと、目の前のことにばかり気を取られ過ぎて、周りが見えてないことは私も多々あります。コラムにあるとおり、家庭でも職場でも、ですね(苦笑)。

過日、オリンピックボランティア研修会で、「おもてなし」と「心のバリアフリー」という講座を受講しました。

共通していたのがまさに、愛をベースとした目配り気配り心配り。私に一番欠けているのは目配りだと自覚しました。いや、目をコントロールしてるのは心…。


 

◎朝の活用

多忙な毎日を送っていると、心の余裕を失ってしまいがちです。

一方で、一日の中に少しでもゆとりのある時間を作ることができれば、気持ちが落ち着き、仕事の能率も上がってくるものです。

時間の使い方を見直す時、積極的に意識したいのは、朝の過ごし方です。顔を洗う、歯を磨くなどは、誰しも行なっている習慣でしょう。

習慣は時に、惰性になりがちです。これらの習慣にポイントとなることを一つ付け足すだけで、充実したひと時に変えることができます。

例えば、「洗面の際、鏡に映った自分に笑顔を向ける」、「『今日もよろしく』と声をかけて靴を履く」などは、一日のスタートに明るさを加えてくれるでしょう。

何より、目が覚めた瞬間にサッと起きることは、流れの良い一日を作ることにもつながり、直観力が磨かれ、気づきの幅や質も向上していきます。

日々の暮らしにマンネリを感じてきた時こそ、朝の慌ただしい時間に、あえてスパイスを加えて、自己革新を図ってみませんか。

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<コメント>

このコラム、超朝型派(3時~4時起床:かなり変態?)としては、とても共感できます。

私の場合、夜の時間はほとんどないに等しいので、朝のスタートが肝心。サッと起きるという一見単純なことが、燃える1日のスイッチとなります。

習慣に1つ付け足すという点では、ゴルフボールで足裏マッサージをしながら『足のツボは内臓を整えてくれる』と念じています。

スパイスを加えて自己革新、いい表現ですね。皆さんの取り入れているマンネリ打破のスパイスをぜひ教えてくださいませ。次号でご紹介させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2021.05.28:壱岐産業:[事務局ノート]