「空調服」
左右の腰の辺りに取り付けられた2 基の小型のファンによって、服の中に外気を取り込み、汗を蒸発させることによる気化熱で身体を冷やし、涼しく快適に過ごしていただくための商品です。
「生理クーラー」の原理を利用、清涼感が全身に行き渡る 服内を駆け巡る風が、爽快感を生み出す。 空調服によって生理クーラーが正しく作動している状態では、発汗量は体が必要としている量となり、着用者の着用時の状態に応じた適切な冷却を行う事が可能となります。また、夏場でもエアコンで室温を大幅に下げる必要がないため、省エネ効果はもちろん、熱中症や冷房病の防止も期待できます。 |
新感覚の涼しさ。未来の服で暑さ対策・熱中症対策!
服に付いた小型ファンで、服の中に外気を取り入れ、体の表面に大量の風を流すことにより、汗を気化させて、涼しく快適にすごしていただくための商品です。工場や屋外作業などエアコンの使用できないような環境でも、快適にすごしていただけるようになります。
空調服は人間にとって本来最も理想的な、発汗による冷却システムをサポートします
人間の体に備わる冷却システム
激しい運動をすれば、1時間に1000cc以上の汗をかく事もありますが、1000ccの汗がすべて蒸発した場合、気化熱によって580kcalもの熱を体から奪います。これは重労働である木びきを1時間行い続けた場合の産熱量(480kcal)を充分にカバーします。発汗量は脳でコントロールされ、必要な時に必要な量を発汗する様になっています。この生理的な冷却システム(以下「生理クーラー」)は、「熱を蒸発させるための仕組」が備わることで、十分な効果を発揮します。この生理クーラーの原理を利用したのが空調服です。2基のファンにより取り込まれた空気は、服と体の間を平行に流れ、その過程でかいた汗を瞬時に蒸発させます。生理クーラーが正しく作動している状態(かいた汗が瞬時に蒸発され続けている状態)を作ることで発汗量は体が必要としている量となり、着用者の着用時の状態に応じた適切な冷却を行うこ事が可能となります。
空調服の有効範囲
着用現場の温・湿度によって、最大能力は変化します
空調服は、服に取り付けられた送風能力によって、1時間当たりの最大空調能力をキロカロリー単位で表示しています。外気を服の中に取り入れて、空調効果を得る仕組みのため、着用現場の温・湿度によって、最大空調能力は変化します。株式会社空調服で表示している最大空調能力は(500kcal/時・200kcal/時)は、温度33℃・湿度50%を基準に算出しています。
下記のグラフは、各温湿度条件において、空調服がどの程度有効に能力を発揮できるかを示したものです。
空調服の着用効果
1.身体に関する効果
生理クーラーを補助し、最適な状態に体表を冷やす事で、常に快適な状態を保ちます。
無駄な汗をかかなくなり、体力の消耗を抑えます。
汗がすぐに蒸発するので、汗臭が減り、あせもなど、汗による皮膚病になりにくくなります。
2.エネルギー・コストに対する効果
空調服を毎日着用しても、1ヶ月の電気代は約48円と非常に安価です。
(大容量バッテリーを1日8時間充電した場合)
3.作業効率アップによるコストダウン効果
空調服を使用することで、作業効率が上がった場合、大きな利益改善が期待できます。
作業効率が10%アップすれば、11人で行う仕事が10人で行えます。
空調服の導入シミュレーション
■空調服の投資金額はエアコン夏季1シーズンの電気料金に対して1.8倍程度です。
エアコン使用の場合、屋内を冷やした以上の熱量を外部に排出する仕組みたのめ、排熱量が大きいという問題はさけられません。そのためエアコンの排熱は、周囲環境に影響を与え、ヒートアイランド現象の原因の一つとも考えられています。これに対して、空調服は気化熱を利用して体の周りの熱をうばう仕組みのため、排熱が非常に少なくなります。電気料金も格段に安く、CO2排出量も少なくなります。上記はシミュレーショですが、御社の夏季の電気料金を参考にコストを比較してみてください。
■工場など比較的大きな空調設備の新設、更新にもメリット
空調服では広い温度範囲での作業が可能です。このことから、室内設定温度を26℃から28℃などに上げて設計することで空調設備容量を下げることができます。
空調服導入と設備容量の軽減により費用削減効果が見込まれます。さらに室内設定温度の変更により電気費用の節約につながります。
※出典元 株式会社空調服