キャンプ、花火大会、アウトドアスポーツ、ガーデニングなど、屋外活動の場が広がると虫に出会うシーンも拡大します。
特に蚊は年間約72万5000人もの人が命を落としているというデータもあります。
蚊が媒介する感染症はマラリア、デング熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎など多数あります。
また、ハチ刺されの被害は日本国内で毎年のように死亡例が報告されています。
1983年から2012年までの30年間で平均29.3人の方が蜂に刺されたのが原因で死亡しています。
ハチは一度でも刺された経験のある人はショック症状を引き起こし、呼吸困難に陥ることもあると言われています。
たかが虫、などと思わずに刺されない準備をしっかりして屋外活動を楽しみましょう。
ハチの駆除には「空調ファン付きハチ防護服ラプターⅢ GALE(ゲール)」
ハチのスプレーは「スーパースズメバチジェット」
【服装でも身を守ろう】
スズメバチ対策には白っぽい服装で。
野山にでかけるときはなるべく露出の少ない長袖長ズボンにし、手袋と帽子も忘れずに。
スズメバチには黒いものを天敵と判断して攻撃する習性があります。
黒っぽい服装は避けて全体を白い色で統一した方がよいでしょう。
なるべく濃い色を避けるような工夫があってもいいですね。
不本意にも蜂の巣に近づいたり、蜂が周りに飛んできたりしたら、急に動くとハチも驚き攻撃する可能性があります。
大げさに追い払ったりせず、身を低くしてそっと立ち去るようにします。
【身につける虫よけタイプを活用しよう】
価格、効果、持続性等に関してはメーカや商品によってだいぶバラつきがあります。
リング状で手首や足首、バッグなどに取り付けられるタイプもあります。
パッチで直接肌に貼るタイプ、肌に貼らないタイプなど様々です。
殺虫成分を使っていない、ユーカリなどの植物性由来の成分を含んでいるものもあります。
肌が弱い人、殺虫スプレーを直接肌につけるのに抵抗がある人などは腕時計やブレスレットタイプなどが良いかもしれません。
リストバンド、アンクレットなどおしゃれっぽく見せられる商品もだいぶ出ているようですよ。
用途によって使い分けしてください。
【虫よけに赤と黄色の強力線香】
蚊は感染症を媒介します。
大規模イベント参加等で渡航した海外で、デング熱はじめ蚊が媒介する感染症に感染する機会が増えています。
今後は、地球温暖化の影響により蚊が生息地を拡大、増加する懸念もあります。
※写真の赤色と黄色のお線香はハチよけではありません。
適用する害虫:ユスリカ、チョウバエ、アブ
【襲ってきたら、スプレーして逃げる!】
ハチによる被害は日本が最も多いとされています。
死亡事故の大半はスズメバチによるもので、毎年10~20人がハチに刺されて命を落としています。
2015年には日本だけで23人が亡くなっています。
<ハチノックSの使い方>
- ・襲ってくるハチに向けて噴射しながら逃げてください。
- ・約10秒間連続噴射が可能です。
- ・一回の使用で全量を噴射するのが原則です。
- ・念のため未使用の新しいものを準備したうえでご使用ください。
ハチに刺されの主な死因はアレルギー反応によるショック死(アナフィラキシーショック)で、スズメバチの毒液が直接作用して死んだ例は少ないとされています。
【スプレー、リムーバーの収納バッグ】
ハチアブに刺されたときの薬などは、すぐに取り出せるようにしていますか?
刺された直後は毒を吸い出すのが重要です。
モタモタしている間に10分15分・・・過ぎてしまって重症にならないようにすることが大切です。
熊スプレーも同様に、熊に遭遇してリュックの中を探している時間はありませんね。
いざというときすぐ使えるように専用収納バッグを。
【毒液や毒針を吸引 ポイズンリムーバー】
咬まれたり、刺されたりしたら直ぐに、2分以内に「ポイズンリムーバー」
蚊やブヨ、蜂にも効果があります!
毒虫や毒蛇に刺されたり噛まれたりした時に、その毒液や毒針を、直ちに体外へ抽出する緊急応急処置用の器具です。
すぐに毒液や毒針を正しく排出すれば症状の悪化を防いでくれます。帰宅後はしっかりと病院で診察してもらってください。
【もし、ハチに刺されてしまったら】
慌てず、騒がず。近くに巣があるかもしれないので、あわてず安全な場所まで移動します。
<その場でできる対処法>
- ・針が残っている場合はピンセットなどで取り除く
- ・水道水で毒を洗い流す
- ・専用の吸引機(ポイズンリムーバー)でしっかりと処置する
- ・患部に専用の薬を塗る
- ・患部を冷やす
<絶対にやってはいけない事>
- ・指でつまむ(誤って皮膚の中に入ってしまったり、毒が入ってしまう危険がある。)
- ・爪で引っ掻く
- ・おしっこ(アンモニア)をかける(雑菌が傷口から侵入する危険性がある。)
- ・ツバを付ける
- ・口で吸う(歯茎などから毒が侵入する可能性ががある。)
【患部を冷やす】
もし、刺されてしまったら。
患部を冷やすとかゆみがある程度抑えられることもあります。
刺されて数時間たち、患部が腫れて熱を帯びている場合は冷やすのも効果的です。
これらはあくまでも応急処置です。
なるべく早めに医療機関で診てもらうようにしてください。皮膚科が適切です。
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