この本には、「確かにそうだよなぁ」と共感できる表現がいっぱい。
今回取り上げるエステのチラシなどまさにそのいい事例です。
仙台にあるホテルモントレ最上階のエステサロン。
宿泊客は当然見込客ではありますが、そもそも男性はあまりエステには興味がない、
と米谷氏。
ますその認識が大切ですね。
そこを素っ飛ばして考えるところに伝え手側が陥りやすいワナがあります。
だから、「エステで首・肩・顔スッキリ(45分)9450円」と書かれていても、
そもそも関係ない、と秒殺される(笑)。
自分でもそう思います。
ならばどうすればいいか?
詳細をお尻になりたい方は本書をお読みいただくとして、
およそ次のような流れにするといい、と説明されています。
まず、「個人からのメッセ―ジ」というカタチをとる。
その上で、
①見る人の気持ちになって、まず受け入れる
②問題を認識させる
③その解決策を示す
④行動できるよう肩を押す
という順番にていねいに仕上げるのだそうです。
いかがでしょうか? 伝わりましたか?