会社の前に植えてある枇杷の木。
元は小さかったので、タイヤを3つ重ねたところに土を入れ、
そこに植えてなんの違和感もありませんでした。
先日、来社いただいたお客様から、「こんなに繁っていてよく倒れないね」
と言われてハッとしました。
確かにどんな強風が吹いても倒れなかったのですが、今後もそうとは限りません。
ずっと放っておいたので剪定が必要だと思い、休日を利用してやってみました。
気づいたことは即行即止が当社のモットーです。
かなり柔らかい木なので切るのも片づけるのも楽でしたが、ただ単に切るだけじゃなく、
木と会話をしながら剪定していきました。
何しろ、木の方からすれば、せっかく時間をかけて枝を伸ばしてきたのに、バッサバサと
切られるわけですから、面白くないと感じることでしょう。
だからこそ、
「あなたをいじめるためじゃないんですよ。
風が吹いても倒れないようにスリム化しているんですよ。
これからも元気にしていてくださいね」
と語りかけました。
隣から侵入してきた蔓が絡んでいたのですが、もしかしたら、この蔓のおかげで
強風でも倒れなかったのかな、とも思いました。
枇杷と蔓とのイイ関係、いわゆる共生型社会ができていたのでしょうね。
この枇杷の木には、メジロやヒヨドリが実を食べにやってくるので、
そのために存在しているようなものでしたが、あまりにスカスカにしてしまったので、
元気のいいヒヨドリはいいとして、臆病なメジロは来てくれるかな?