南三陸の春 わかめ & めかぶ作業

  • 南三陸の春 わかめ & めかぶ作業

震災前からの交流が続いている南三陸町歌津の高橋家。

その生業(なりわい)は、育てる漁業です。

 

うに、牡蠣、ホタテ、そして若布(わかめ)。

わかめの漢字は、若布だったり若芽だったり、

海の中のそのものを見ると漢字のイメージとピタリ重なります。

 

 

蛇腹のように見えるのが雌株(めかぶ)です。

これは早生品種だそうで、晩生(おくて)は4月中旬ころまで収穫が続き、

その後はうにの準備になるそうです。

 

 

今回は仙台ゾウ・プロジェクトと尚絅学院大の学生、総勢19名で作業のお手伝いを

楽しんできました。

 

 

やることはいくらでもあるのです。

 

例えば、この浮き玉。下の1個は掃除前もの。

貝殻やフジツボなどがびっしりついていて、玉が見えませんね。

上のほうのは掃除が済んだものです。

 

男6名が半日がかりで掃除して、積み上げられた浮き玉マウンテンは半分減ったかどうか。

普段、美味しい海の幸を単にいただいているだけですが、

陰にはこうした努力があり、それによって我々の食卓が支えられていることを実感しました。

 

 

2015.03.26:壱岐産業:[事務局ノート]