ハモコミ通信11月号②に掲載させていただいた「ヒット商品発想法」。
ビジネス・バリュー・クリエイションズ代表の山本康博氏のコラムの抜粋でした。
その中の一番肝のような部分、表題の「発想力を鍛える3つのポイント」を
通信の中ではあえて(中略)としており、こちら(HP)に記載させていただきました。
タイムラグがあることにより、「3つのポイントって何だろう?」と
自分なりの答えを考えていただきたいと思ったからです。
当然不正解はありませんが、山本氏はコラムの中で以下のように述べていました。
(前略)
まず一つ目は、物事を疑ってかかること。
例えば人というのは一つの会社や業界に長くいると、そこでの慣習にいつの間にか囚われてしまいます。そこで周りが常識と考えていることは果たして本当なのだろうか、と常に疑ってかかることで発想力は鍛えられていくのです。
二つ目は勘を磨く。
どうすればよいかというと、周囲の行動や変化に対して注意深く観察することです。例えば私は電車に乗った際には、同じ車両の乗客をつぶさに観察し、なぜそのような行動をとるのかと考えるようにしています。そのように常に観察することで潜在ニーズをつかむ勘が磨かれ、時に時代の少し先が見えてくることもあるのです。
また、これに関連して常に自分の目と耳を使うことも大切です。あらゆることに興味をもって実際に体感することで、発想力が磨かれていくのです。
ところが最近はあらゆる情報を、インターネットから手に入れることができるようになったため、情報に触れただけで満足してしまう人が増えてきました。しかし、人の手を介した情報をただ鵜呑(うの)みにしているようではいけません。何事も自分で体感したことだけが、商品開発に生かせる情報として蓄積されていくのです。
そして最後の一つが、何事においても「できないと言わない、思わない」こと。壁は突破することに意義があるのです。
もっとも、壁にぶち当たった時、すぐにそれを壊そうとする人もいますが、それだけが能ではありません。特に組織で働く人の場合、壁を全部壊そうとすると却(かえ)って自分の首を絞めることにもなりかねません。時にはその壁をよじ登ったり、下から掘ってみたりと、要は壁の向こう側に辿(たど)り着ければよいのです。私はよく自分自身に「急がば回れ」と言い聞かせてきましたが、そうやって必死に「あきらめない力」を鍛えていたのかもしれません。
(後略)