復習によって忘却を防げる、というのは誰しも納得のいくことだと思います。
では、どんなタイミングでどの程度やれば効果的なのか?
教育心理学者P.ラッセル氏によると以下がその望ましいパターンだそうです。
◆45分間の学習につき
復習1 10分後に 5分間
復習2 1日後に 5分間
復習3 1週間後に 3分間
復習4 1ヵ月後に 3分間
復習5 6ヵ月後に 3分間
たった19分の復習! やるかやらないかだけ。
教育だけの話ではありません。仕事に応用しましょう。
ところで、この実験は、何の脈絡もない言葉を覚えた場合、となっています。
意味づけがしっかりしており、本人にとってとても大切だと腑に落ちている場合ば別でしょう。
記憶の寿命は更にあがるはずであり、伝える側は、そういう面での工夫も同時に求められますね。