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今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。
◎ 職場は家庭の延長ある日のNさんと部下のやりとりです。
「A君、今日提出する報告書はできているか?」
「できてません」
「B君、ここに置いていた書類を片付けたのか?」
「私は知りません」
「C君、先日君に頼んだアポはとれたかい?」
「私は聞いてませんけど」
「D君、この前言っていた販路はどうなった?」
「僕そんなこと言いましたか」
Nさんの部署はこのところ士気が上がらず、業績も下降気味です。部内でのやりとりを聞いていた先輩が、Nさんにこう声をかけました。
「職場も家庭も一緒と昔から言うが、夫婦の仲はうまくいっているのかい?」Nさんはドキッとしました。
部下たちの言葉が、家で妻に言われる言葉と一緒だったからです。《 このくらいはわかるだろう 》という横着さが顔を出し、きっちり確認しなかったことをNさんは反省しました。
妻にも部下にも、その時その場で気づいたことを伝えるようにした時、家庭も職場も風通しが良くなっていったのです。
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《 このくらいはわかるだろう 》という横着が顔を出し、というフレーズ、グサリ響きました。
言葉を惜しまない、気遣いを怠らない、わかっているようでできてないことばかりです。
◎ やられたらやり返す
今年大ヒットしたTBS系列のドラマ「半沢直樹」は、「やられたらやり返す。倍返しだ」という決め台詞(ぜりふ)とともに、大きな話題となりました。
会社員のMさんも、主人公の半沢直樹が、社内外からの圧力や逆境に立ち向かう姿に、
毎週手に汗を握りながら楽しんでいました。
しかし、Mさんはある時、《 やられたらやり返すというのは、復讐や仕返しだけではなく、お礼や感謝の気持ちを伝える時にも言えるのではないか 》と思ったのです。
そして、自分の身を振り返ってみると、周囲に助けてもらった、仕事のアドバイスをしてもらった、贈り物をもらったなど、感謝をしながらもそのままになっていることの多さに気がついたのです。
今年もまもなく終わります。この一年間、職場や地域でお世話になった方々へ、
「倍返し」ならぬ「恩返し」ができるよう、感謝の気持ちを深めて新たな年を迎えましょう。
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半沢直樹から恩返しを気づくMさんは素晴らしいなあ、と思いつつ、確かにその通りだな、と思いました。
年の終わりには十分時間をとって一年をふり返るようにしていますが、年賀状やお歳暮なども利用して、しっかりと感謝の念を伝えたいと思います。
弊社では、バラエティあふれるお歳暮を取り扱っております。
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◎「ごみでよい」
先日、ある講演会で、「ごみでよい」という言葉を教えていただきました。頭文字を縦に読むと、そう読めますね。
こんな5つの「張り」はゴミ箱にすてちゃいましょう、と。
職場や家庭の大掃除もさることながら、心と体もきれいに清め、気持ちよく新年を迎えたいものですね。
今年も1年間ご購読いただきまして誠にありがとうございました。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。