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月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。
◎ モヤシのごとく
野菜炒めや焼きそばの具材などに使われるモヤシ。光が足りない中で成長している芽生えの極端な姿から、ひ弱さの象徴語として使われることがあります。
しかし「モヤシはひ弱な植物ではない」と主張するのが、農学博士の田中修氏です。氏はモヤシについて、次のような説明をしています。
「モヤシは、栽培箱の暗黒の中で、『何とか光の当たっているところに出よう』 と思って、太陽の光を探し求めて、すべてのエネルギーを背丈を伸ばすことに注いでいるのです。太陽の光を見失った暗闇の中で、『太陽は上にある』 と信じ、けなげに背丈を上に伸ばし続ける芽生えの姿がモヤシなのです」
仕事において、どうにもならない状態に立たされることがあります。このような時、私たちは希望を失い、落胆し、我を失ってしまいます。それでも 「希望はこの先にある」 と信じて、歯を食いしばることが大切なのです。
逆境に立たされた時こそ、「きっと良くなる」との信念を忘れず、現状をニコニコと受け止めて、モヤシのごとく上に向かって成長することが大切なのです。
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そうだったのか! モヤシ!
考えてみれば人間が勝手に作った過酷な環境の中で、持っているすべてを出し尽くしているんですよね。
モヤシについての見方が大いに変わったと同時に、まだまだ偏見で見ていることが多いんだろうな、ということにも思い至りました。モヤシに負けずがんばるぞ!
◎ 未知なる自分との遭遇
バラエティー番組で世界中を飛び回り、リポーターとして活躍しているイモトアヤコさん。その姿は 「チャレンジすることの大切さ」 を教えてくれます。
「未体験のことをやれと言われた時は、まずは一回挑戦してみます」 というイモトさん。
危険な海外の仕事なども、あえて断らずに引き受けてきました。そうすることで、「今まで知らなかった自分」 に出会えるのだといいます。
「自分にはできない。自分には関係ない」 といった固定観念から、上司や先輩、同僚からの提案やアドバイスなどを、拒んでしまうことがあるでしょう。しかし、それは自身の可能性を大きく閉ざしてしまうことになるのです。
業務以外の場合も同様と考えられます。食事や旅行などの様々な誘いがあった時、自分にとって興味のないことでも、まずは一度受けてみることです。そこから新たな価値観が生まれ、それが自身の業務にも活きてくるはずです。
今日から迷わずに「ハイ」と受けて行動しましょう。そこに新しい自分との出会いが待っています。
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私などはどちらかというと、「ハイ」「ハイ」受けすぎて、絞り込む勇気が必要だと感じてます(笑)。
でもそのことが様々なアイデアの源泉になっていることは確かかもしれません。
一方、選り好みはしていないようでしているかもしれません。イモトさんに学ぶ点ですね。
太陽の塔から見えたもの
あれからもう43年にもなるんですね。大阪万国博覧会。行かれた方はいらっしゃいますか?
私は当時小学3年生。行きたくて行きたくて、ガイドブックをすり切れるほど眺めては、各パビリオンの写し絵を描き、様々な想像を巡らせていました。
今回、記念公園を訪ねて感じたことをホームページに書きました。お時間あるときにご笑読いただければうれしいです。
http://www.iki-sangyo.co.jp(「壱岐産業」で検索)