山梨県との県境にほど近く、縦に長い長野県においては南北のほぼ真ん中あたり、
標高2899mの赤岳を筆頭に2800m級の峰々を抱く八ヶ岳は、実はご縁のある山なのです。
学生時代、ふもとの野辺山高原にある演習林が卒業研究の場だったのです。
北米原産のストローブ松という木の研究でした。
松にしては幹肌がグレーですべすべしており、とっても長い松ぼっくりが特徴的です。
当時のエピソード <18食連続カレーライス!>
外食するところも、スーパーらしいところもなく、買い出しに行くのも面倒だったのです。
9食でカレーがなくなった時、またカレーを作ったわけで、いかに料理のレパートリーに欠けていたか、ということですね(笑)。
この頃いつも八ヶ岳を眺めては登りたい、と思っていたので、先輩と2人で最高峰赤岳登頂に挑戦したのですが、
先輩が具合が悪くなり、止むなく途中で下山、というエピソードがありました。
今回は30年ぶりのリベンジ登山でもあったのです。
途中まではこんなに晴れてました。
その後は蛇行低気圧の影響を受けましたが、野鳥や高山植物や、そして何よりゆったりとした時間を楽しみました。