総勢32名、貸切バスで組んだ植樹ツアー。
おかげさまで爽やかな風と積極的な参加者に恵まれ、とっても楽しく有意義な2日間でした。
椿の島気仙沼大島も、もちろん被災しました。
地元の若者たちのがんばりと、主に東京方面からのボランティア達の息の長い支援のおかげで、見た目の復旧復興は早いように見えます。
その実は、まだまだのようです。被災地全般に言えることなのでしょうが。
今回は、仙台ゾウ・プロジェクトA氏の多大なる努力の結果、環境省のとあるコンテストで賞をいただき、そこでいただいた苗木+関係する団体の寄付で賄われた苗木・ハーブ類を植えました。たくさんの観光客が椿の島大島を楽しんでくれることを願って。
まだまだ何もないように見えるこの椿ガーデンですが、これでもずいぶん整備が加わりました。今後どのように変身していくか、とても楽しみです。
ところで面白い話を小耳にはさみました。
野生の椿のあるところには、決まってシロダモという木も自生しているのだそうです。
一般的にはこのシロダモ、材にもならず、やっかいもの扱いにされているようですが、椿よりも成長が早いということで、程よい日陰を提供しているのではないか、というのです。
写真は、わかりづらいかもしれませんが、グレーの幹肌のシロダモと褐色の幹肌の椿が完全に絡まり合っています。
どっちが優位なのかわかりませんが、ここまでくるともう一心同体って感じです。
こちらは樹齢400年、島一番の椿の大木です。
枝ぶりがお見事! この木の前では、みんな謙虚になると思います。
ぜひ見に来てくださいね!!