プレゼントの味付け
福岡の親戚に宮城のうまいものを贈ってあげたいと思いました。
でも、ありきたりのギフトセットではあまりその思いが伝わらないと思い、スーパーで宮城米、仙台味噌、仙台醤油、気仙沼ふかひれスープ、松島の海苔、仙台麩、萩の月、まころんなどを買ってきました。
福岡ですから、宮城だけじゃなく、東北も少し登場させようと思い、青森りんご、山形ミルクケーキ、岩手南部せんべいなども加えました。
さて、それらを段ボール箱に入れて贈るにあたり、開けた時のサプライズ感を盛り上げようと、内側に包装紙を貼り込みました。開けるまでは殺風景な段ボール箱。開けた途端に様々な商品とともに目に飛び込んでくる包装紙。
これぞ、弊社がこだわっている小道具(ツール)です。なければなくてもそれなりではあるけど、それがあることによって味付けが格段に深まる、というやつです。
料理の脇にあるモミジの葉っぱと同じです。
今回のプレゼントについては、一番は宮城のうまいものを味わってもらいたいという思いを伝えたかったわけで、そのために時間と手間をかけることをいとわなかった、というのが第一のポイントだと思います。
それだけでも十分伝わるけど、+αほしい。そんなときに力を発揮するのがツールというもの。様々な事例においてツールのことを考えていきたいです。
包装紙内貼り作戦は、この後、北海道と盛岡の姪たちにも大好評でした。
2013.01.27:壱岐産業:[事務局ノート]