ハモコミ通信2012年4月号

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「小耳にはさんだちょっといい話シリーズ」

■ すべては当たり ■

 イトーヨーカ堂の中国出店を、その最前線で推進した立役者が塙昭彦氏です。

 誰しもが 「はずれクジだ」 と思うような厳しい出来事に、私たちは出合うことがあります。

 しかし、本人が 「これは当たりだ」 と信じることにより、人生のすべては 「当たり」 に転じていくものだという持論を、塙氏は強く訴えます。

 逆境や不遇にある際に、「嫌だ嫌だ」 と逃げ回って現実からの逃避を繰り返していては、何の解決にもならないばかりか、いよいよ状況を悪くするばかりです。

 身の回りに起こる事柄は、自分の力ではどうにもならないものが多くあります。

 自分がコントロールできない事柄に思い悩み、「はずれだ」 と言ってその場に立ち止まっていても、誰かが助けてくれるわけではありません。

 と前向きに受け止めることです。

 あえて足元に目を落とさず、顔を上げて前を向きましょう。

 前を向いたならば、さらに一歩を踏み出してこその人生です。

「我が人生には当たりクジのみ」 との気魄で、あらゆる事象を呑み込んでいきたいものです。

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「気魄(きはく)で呑み込む」  力強い表現です!

 新年度のスタートにピッタリだと思いました。

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■ 予定変更 ■

 母親のT子さんは、修学旅行から帰宅した息子のホテルの従業員のお陰で修学旅行が楽しめた」という話を聞いて、ホッと胸を撫でおろしました。

 それというのも、修学旅行の初日は全国的に大雨で、T子さんは子供たちがずぶ濡れでホテルに入ることが気になっていたからです。

 当初の予定では、ホテルに到着後すぐに夕食でした。

 ところがホテル側の配慮でスケジュールを変更し、先に入浴となったというのです。

 更に、翌朝出かける際には、濡れていた百名分の靴が、すっかり乾燥してあったといいます。

 雨の上がった二日目、前日の臨機応変な対応によって、子供たち全員が気持ちよく行動することができたのでした。

 決められた物事は、決めた通りに実行しなければ、全体が混乱してしまいます。

 しかし突発的な出来事が生じた際は、臨機応変な対応がその場で求められます。

 非常時や迷った時には、その状況での本来の目的は何かを考え、変えることと変えてはならないことを、正しく見極めたいものです。

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 現場での判断は、常日頃の仕事観、仕事に向き合う姿勢も試されますね。

 本来の目的を考えることはもちろんのこと、想定されることは、このホテルのようにしっかり準備しておきたいものです。

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 椿といえば、伊豆大島のヤブツバキ、新潟の雪椿などが有名ですが、宮城の気仙沼大島も、椿をメインに観光復興を目指しています。

 もともと「気仙沼大島つばきマラソン」なども開催されており、島中に自生しているヤブツバキは、大きいものは20mを超えます。

 見頃は4月中旬。桜と同時満開のゴージャスな眺めを楽しみませんか?

 椿の楽しみ方の一つに、散って地面に敷き詰められた花を眺めるというのもあるそうです。

 GW、島の民宿に1泊して、じっくり宿の人から話を聞く、っていうのもおススメです。

 ※ 東北電力グリーンプラザでは、椿の形をしたアクリルエコたわし講習会も開催されました。

 

2012.04.01:壱岐産業:[事務局ノート]